「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2016.12.21号

2016-12-21 07:10:22 | 放送予定

相変わらず、忙しなく過ごしているけぶでございます<(_ _)>

 さて、向う一週間の太陽放送です。

ファミ劇は通常通り放送。
HD初放送分は、ボギー暗殺の早見貿易を躍起になって追及する一係だったが、確証が無く、証人は次々に殺されていき、捜査は暗礁に乗り上げるが・・・・太陽仇討編の中では最高のボルテージを誇る、ボギー遺志遂行編#598、ラガーの恋人の父親が殺され、彼に殺人容疑がかかる。しかし、殺された父親は覚せい剤に関係していた。そのうち恋人も行方不明になり、拳銃も持たず必死に捜していたラガーにも魔手が・・・・ラガー編の中ではロマンスと危機がジェットコースターのように交錯する力作である#599を放送。

地上波はフルラインナップです。
テレ玉・テキサス&ボン編は、殺人犯を目撃したかもしれない天体の好きな少年に聞き込みをかけるテキサスが、事件のことも視野に入れながらある理由で他人に心を閉ざした少年に寄り添う#174を放送。
チバテレ・ボン&ロッキー編は、3年前の放火殺人の罪で投獄された男は息子の身代わりであると確信した山さんは、息子が事業を起こしている八丈島に飛び、息子と対決するが・・・物証なき容疑に、狡猾な息子と、自らの人生を重ねて挑む山さんを描く#277を放送。
ちぎテレビ・テキサス&ボン編は、殺された男の所持品に10年前の新聞、そして物証からプロ野球の元選手が浮かぶ。様々な証拠から元選手の容疑は濃くなっていくが、鍵は被害者が所持品である10年前の新聞だった・・・・元選手と同年代のボスがそれぞれの過去の「栄光」を鍵に事件を解決する#210を放送。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース活躍編

第598話 59.04.13 戦士よ眠れ・新たなる闘い (チーム)園みどり 水上功治 深江章喜 山西道広


政界の黒い資金作りに暗躍する強請屋に単身立ち向かおうとして志半ばで殺されたボギーの為に、一係は犯人逮捕に総力を挙げた。
しかし、なかなか決め手が無い・・・その中で山さんが強請屋=早見貿易に最近取締役として入った、解散した暴力団・戸川組の今泉がボギーに手を下した張本人として挙げる。
その頃、ボギーが刑事を辞める覚悟で見逃した高志と麻衣の乗ったブリジラ行きの船がエンジントラブルで横浜港に戻ってくるという。
その船内で高志たちはボギーの死をニュースで知り激しいショックを受ける。
自分たちの幸せを祈っていたボギーが死んで、自分たちが幸せに暮らすなんてできないと、止める麻衣を振り切り、高志は自首する為に下船するものの、待ち構えていた今泉に殺されてしまう。
一係では今泉を任意同行したものの、相手も百戦錬磨の悪党、簡単には口を割らない。さらに二件の殺人時のアリバイも成立、釈放するしかなくなった。
悪いことは続く、現場での目撃者の中で、確実に今泉を知っていて目撃した男を割り出したが、その男が「自殺」、さらに早見貿易の重役の一人の気の弱さを突き自白に持ち込もうとしたトシさんだったが、執拗なトシさんのマークに乱心し事故を起し重傷を負う。
捜査は完全に行き詰まる・・・・・手が無い・・・・
そんな時、山さんがボギーの死体が写る現場写真を再見し、ある発見をする・・・・。

一見冷静に見えるものの、所々でいつもとは違う顔をするボス、そのボスの様子をフォローするかのごとく冷静を装う山さん、ボギーとは一番仲が良かった故に冷静に見えるもののそれを通り越し放心状態のドック、多分一番怒りに燃えているだろう仁王立ちが炸裂するトシさん、久々に野生を取り戻したかのような怒り心頭なラガー・・・。
そして、ボギー抜きの新OPと、かなり畳み掛けて寂しい・・・。
やはりボギーの抜けた穴は大きく、さらに新入メンバーがいないことから、一層その寂しさが増幅された感じで、凹みます。
まだ、新メンバーが入れば気がまぎれるのですが、どうしても抜けた穴をそのまま見るのは辛いものです。
悲壮ですが、ファンとしては目撃しておかなければならない名作です。


第599話 59.04.27 殺人犯ラガー (ラガー)伊藤真奈美 今井健二 堀田真三

ラガーはクリーニング店の娘・小松陽子という恋人ができたが、陽子の父・千吉は大反対していた。
その千吉が殺される。
事件の起きた夜、千吉がラガーと口論していたのを近所の住人の証言からボスはラガーを容疑者として拘束、山さんらが取り調べに当たる。
無論、一係ではラガーの無実を信じてはいたが、状況は非常に不利であった。
さらにその夜、陽子が帰宅していないということもラガー含め一係の面々を不安にさせた。
捜査を進めるうち、この殺人には覚せい剤の密売が絡んでいることが判明、千吉は暴力団の銀竜会にゆすられ、ビニールに包んだ洗濯物の中に覚せい剤を潜ませ飼い主に届けていた。そこに刑事のラガーが娘に接近したため、銀竜会が危険を感じて千吉を殺してしまったというわけだった。
一方、容疑者であるものの拳銃を持たず行方不明の陽子を捜して必死なラガーは、竜神会のチンピラを深追いした結果、逆に拉致されてしまう。そこには陽子が居り、2人は千吉が持っていた残りの覚せい剤のありかを吐かせるためリンチを受ける。
リンチの果てに気を失ったラガーと陽子は、ついに殺されることになり、山の坂道を転がり落ちるブレーキの利かない車に乗せられた・・・。

1話限りのロマンスは数あれど、恋人はなかなかできなかったラガーの朗報と思いきや、事件は冒頭からいきなり始まり、相当厳しい状況に。
ボギーの死で結構心情的にはシンドイ時期に畳み掛けるような不幸という連鎖は、さすがにキツイですが、徹さんの熱演と、ラガーの「お相手」史上、個人的には一番お似合いであろうと思う陽子との#110リメイク的要素もある部分とで、かなり見応えがある作品になっているのではないかと思います。
これを以て、日テレ主演作に出演する徹さん=ラガーの主演編は暫くお預け、このシーズンは実質的には「ブルース編」になっていきます。




12/23(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#596 戦士よ翔べ!
ファミリー劇場HD(CS)

12/23(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#597 戦士よさらば・ボギー最後の日
ファミリー劇場HD(CS)

12/23(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#598 戦士よ眠れ・新たなる闘い
ファミリー劇場HD(CS)

12/23(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#599 殺人犯ラガー
ファミリー劇場HD(CS)



【地上波】


▼テレ玉 テキサス&ボン編

第174話 50.11.14 星の神話 (テキサス)佐藤晴通 文野朋子 柳生博


サラリーマン相手の金融業者が殺され、事務所の金庫からは現金500万円と信用書のファイル、そして帳簿が奪われた。
犯行時刻は午前1時前後という。
一係では借金返済不能に陥った者の犯行ではと初動捜査を始めたが、全員シロだった。
一方、目撃者を当たっていたテキサスは、犯行の晩に星を観測していた少年・正也に何か目撃していないか尋ねたが、正也は何も見ていないという。しかしあの晩に正也が写した天体写真はなぜか彼が嘘をついていることを示していた。その写真こそまさに犯行時間に写されたものだった。
そんな折にテキサスは少年の母親・文子から、彼が中学時代に本屋で友達が万引きするのを目撃、止めようとしたところ店主に見つかり、それが原因で友達が自殺したことを聞く。
それ以来、陽気だった正也はすっかり他人の事に無関心になってしまったという。
捜査を進めている中、またもや殺人。
今度は株のブローカーで、この犯人は金融業者殺しと犯人は同じなのではと思われた。
テキサスは星の世界にしか興味を示さない少年の心をほぐすため、自らも星の世界に入ろうと少年に近づくが・・・。

テキサスの久々単独主演作、星の世界に逃げ込んだ少年が偶然目撃した殺人。
口を閉ざす少年の様子が気になったテキサスは、殺人を目撃した云々より、その少年の友人として接しようと試みます。
かつてのテキサスが生きる糧としてた漁師としての星のありかたを活かし、少年と交流するわけですが・・・。
姑息な犯人に少年の存在が知られてしまい・・・。

こういう話はとかくクサくなるのですが、テキサスのキャラクターが活かされて自然に見ることが出来ます。
この時期の特徴である「事件自体は凶悪」というエッセンスも交えて、結構観入ってしまう作品です。



▼チバテレ・ボン&ロッキー編

第277話 52.11.18 身代り (山さん)山本亘 下條正巳 小栗一也


3年前、商店街で火事が起こり3名が犠牲になった。
そのうちの一人、金融会社社長は出火前に殺されていたことが判り、殺人放火事件として捜査は開始されたものの、翌日に雨坪という男が自首し、結果無期懲役を言い渡され、現在服役している。
しかし、山さんは雨坪は無実で、実は息子の明の身代りであるということを固く信じていた。
但し、物証はなく、逮捕ができる状態ではない。
そんな時、明は現在経営している店のある八丈島からアメリカに移住し永住する計画だという情報が入る。
山さんは八丈島に飛び、明の尾行を始めたものの、逮捕に持ち込むには明の自供を引き出すしかない。
だが、山さん切り札というべき雨坪親子の秘密を握っていた・・・。

監督・脚本陣は常連ながら、八丈島ロケ敢行ということと、山さんと明のやり取りが、もっと後に普及する「2時間サスペンス」的な雰囲気を醸し出しています。
また、山さんの遠出という珍しい出来事であったり、やはり雨坪親子の関係性と、山さんの生い立ちや現在とのラップで、本作は成り立っていると思います。

ゲスト陣もお馴染みの顔ぶれが並びますが、下條さんはまだゴリ父ではない時代なので、シリーズを総合して見ると多少違和感ありかもしれません。




▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

第210話 51.07.23 栄光 (ボス)睦五郎 真屋順子 松山照夫


豪雨の中一人の男が絞殺され、乏しい所持品の中に10年前の新聞が見つかる。
現場に落ちていたネクタイピンの線から、元東和ジャガーズの選手で現在は野球解説者の斎田俊男の名が浮かぶ。
ネクタイピンは散歩した時に落としたのではないかと話すが、山さんは引っ掛かりを覚える。
そんな中で被害者とケンカをしたホームレスの上原をゴリさんたちが署に連行するが、被害者の身元は割れない。
だが、被害者と斎田が犯行の一週間前に会っているところを目撃されたり、アリバイに虚偽があったため、ボスは署に斎田を連行する。

大学時代、同じ新聞紙面で飾った城南大学でバスケットのエースだったボス、同年代で城北大学の野球エースだった斎田。
その新聞に残る過去の栄光と被害者が持っていた新聞を重ねたとき、ボスはあることに気付く。

裕次郎さんのスター性を巧みに話に盛り込んだ作品。
裕次郎さんだからこそ説得力が生まれた作品ともいえます。

斎田を説得するボスの話も心打つ、ボスらしい話です。






12/22(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「星の神話」

12/23(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第267話 #277 身代り

12/25(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第210話 栄光
とちぎテレビ1(地上波)

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