「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

視聴メモ #545

2013-06-15 17:56:57 | 日テレプラス日誌
【メモ】

#545「さらば!ジプシー」

*「屈辱」より、こんがり焼けたボスの顔を観て安心した当時の俺(^_^;)
毎年の恒例行事である、冬にボスの日焼け顔が復活。
但し、1973年に比べるとそれほどでもないですが(^_^;)

*谷のクラウンは100系初期(5代目中期)のHTで、#527にて使用されたものと同じ。
他に太陽では長年セミレギュラー「つめた~い」ふそうダンプも登場、山さんの珍しいXX乗りも堪能できたりします。

*主役のジプシーも、なぜかトシさんも散髪したて。
まさかジプシーが散髪にも誘ったのか?

*やはりベテランと若手の狭間を揺れ動くジプシー。
殿下→スコッチ・ロッキーと、こういう下支えキャラは必要不可欠であって、これが今度はマミーに継承されるわけです。

*今回は主役のジプシーとほかのメンバーが万遍なく絡んでいるのが見どころの一つ。
今回から降板編にゴリさんが居ないので、どういう感じになるか実は当時心配であった部分もあって、実際観たところはドックが相当頑張った感じになっており、山さんも「太陽」を背負ってかなりの存在感を醸し出しています。

*なので、ボス復帰から始まった「お祭り騒ぎ」的なものが、実はこの話で終焉したという印象が残っているんですよね。
後期の始まりはカナダ編→ボギー登場もしくはゴリさん殉職→トシさん登場が一般的には一番言われていますが、私のテンション的な感覚からいけば、ジプシー転出→マミー登場であります。

*この作品を観ていると、当時の演者同士の醸し出す雰囲気がマカロニ編あたりに似ているので、そういう意味では原点回帰(若返り)は成功したのではないかと。

*西沢専務のコートは山さんのおふる?

*必要以上に自分を責めていると山さんに指摘されるジプシー、こういう所はゴリイズムの継承?

*小松方正さんはこの当時善悪いろいろな役をこなされていたので、谷役はちょっとだけ微妙な思いがありましたが(^_^;)

*御用聞きの隣で内心ドキドキしているラガーに10点差し上げます。

*結果的に請われて行った西多摩署ではまた孤立してしまうジプシー、結果的に藤堂一家の器のデカさを証明してしまうという・・・(^_^;)

*めったやたらに観られないドックの全力疾走。
ただし、PART2「走る」ではずっと走ってたドック(^_^;)

*ダンプの下回りから荷台によじ登るジプシー。
地味に結構危険なシーンです。速度も結構でていますしね。


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ロケ地検索 #545

2013-06-15 13:09:04 | ロケ地検索&メモ
【ロケ地検索】

とりあえず、私のたわごとメモはおきまして、恐らく週末にお出掛けしたいであろうジブシス諸姉の一部の方(^_^;)に速報で送ります。


#545「さらば!ジプシー」

警視庁
横浜・本牧ふ頭
西新宿7丁目(都道4号)
新都心歩道橋
ファンタジー多摩支店建設現場は多摩市乞田(幼稚園の建設現場だったようだ)
なぜか千歳清掃工場付近・都道118号線までいつになく全力疾走するドック
副都心太陽通り

「ファンタジー」(以前の記事の補足)
ファンタジーが3階で、2階に結構有名なヘアメークアーティストの方の美容室が画面で確認できます。
画面で確認できる住所表示「神宮前?」
表参道店(青山店?)と乃木坂店があったようで、画面には南青山5丁目の産婦人科の電話番号が映っています・・・・
・・・・で、判明。
渋谷区神宮前2丁目の店舗兼マンションです。(空き部屋はなさそうですね(^_^;))
食事や服、色々テナントがあるようですが(^_^;)
画面にも映っている石塀は熊野神社です。
(熊野神社で「熊のお守り」「無事かえるお守り」を買って帰るのも乙?)


西多摩の資材置き場は横浜市瀬田区目黒町・帝国ヒューム管(ゴリさん殉職編と同じ)

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刑事の「老い」に向き合う長さん、「挑戦状」を叩き付けられた山さん

2013-06-15 12:22:27 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

ファミ劇・ボン&ロッキー編は、いぶし銀2人の過去話を含めたいつもとはちょっと毛色の違う作品です。

第262話 52.07.29 誇り高き刑事 (長さん)

ゲスト:下元勉
 織本順吉 柿沼真二 平松慎吾
 福原秀雄 町田博子 井上三千男 福岡正剛 木下陽夫 市川千恵子 布施幸代 稲山善一 市川勉 白川孝一

脚本:小川英 うどふみこ
監督:竹林進

ボンと呑み歩いていた長さんは、それを切り上げて帰路についたとき、求人広告の前で佇む初老の男性に目が釘付けになった。
その人物は長さんが北署時代に刑事のイロハを教わった谷で間違いなかった。
しかし谷は姿を消してしまう。
翌日、長さんは古巣の北署に赴くと、谷は定年前に刑事を辞めてしまっており、スナックを開業したものの上手くいかず、その後の消息は判らないという。
一方その頃、スーパーRexで賊が入り大量の時計「のみ」が盗難にあった。
現場検証をする一係だったが、侵入経路などを的確に当てる警備室長の谷がいたが、山さんはその谷に何かを感じる。
犯人については、その手口から盗犯25号の犯行ではないかと推測できた。
一係部屋で事件の話をしているところに長さんが戻り、長さんの恩師の谷と警備室長が同一人物であることが判る。
長さんは谷のもとに向かうものの、谷は証言した以上のことを長さんに話さない。
谷の部下に話を聞いたところ、最近はボヤ騒ぎなどがあり谷の立場が危うくなっているという。
長さんは谷を呑みに誘うが、やっと刑事を辞めた理由を長さんに明かした・・・それは「老い」だった・・・。

長さんの刑事のイロハ(現場百回)を教えた元刑事・谷の登場。
現場刑事は老いてもできるのか・・・という部分が、鬼刑事だった谷と長さんのスタンスの違い「平凡か非凡か」というとことに焦点が当たりながら、長さんの必死かつ温かい叱咤で老いを受け入れ自信を回復していく谷を描きます。
さすが弟子と師匠、2人の行動は自分自身への考え方の違い以外は結構似ていたりします。

現実問題として、私のような「太陽と同年代」の人間には結構色々と直面している問題ではありますが、それをどう乗り越えるかというヒントみたいな部分もあったりして(^_^;)



第263話 52.08.05  罠 (山さん・ロッキー)

ゲスト:久富惟晴 
 増田恵子 山本廉 里木佐甫良 山田貴光 伊藤健 猪野剛太郎 近松敏夫 進藤幸 大田黒武生 鹿島信哉 渡辺巌 大峰順二 荒瀬寛樹

脚本:小川英 柏倉敏之
監督:竹林進

山さんのもとに小包が届くが、その中身は使い古された時計で血痕が全体にわたって発見された。
捜査が開始されて間もなく、2つ目の小包が届く。中身は既に珍しい革底の靴で、かかとが最近修繕されていたためにしらみつぶしに靴屋を当たった結果、大杉という男が浮かび、山さんとロッキーは大杉宅に出向くと大杉は浴槽の中で服を着たまま腹部をナイフで刺され死んでいた。大杉は数学教師の倹約家で人に恨みをかう人物ではないものの1,500万円ほどの預金を持っており、両親と住むための家を探していた。調べたところ預金はほぼ全額引き出されており、その行方は判らなかった。
浴槽に遺体があったことから外傷からではなく、胃の内容物から死亡推定時刻を判断、大杉が持っていたマッチにより、食事をした喫茶店が判明し合致した。
一方、大杉が探していたという家の方面からいくつかの不動産屋が浮かんできたが、その中に西尾という男が居た。
その男は10年前に山さんが逮捕していた。
当時、西尾はエリート弁護士で車で人を撥ねてしまった後にその被害者を撲殺、巧妙なアリバイ工作を仕掛けたものの、ある「自然現象」で山さんにアリバイを崩されていた。
山さんは西尾に会いに行くが、西尾は穏やかながら待ってましたという勢いでアリバイを主張した。
そのアリバイは成立したが、山さんは既に西尾が犯人であることを内心固めていた・・・・。

ボン・ロッキー編に入り、それまでは家族とのかかわり的な面が主な「主演作テーマ」だった山さんが、露口さんの要望だった山村という刑事の活躍に焦点が当たる方向の作品も多くなっていく先駆けとなった話です。
それも今回は完全に挑戦型、西尾のトリックを重ねた上のトリック、そして目的の為なら手段を択ばない卑劣さと狡猾さは太陽史上の犯人の中でも凶悪さは高い人物、その西尾を「心理戦」で攻める山さんの「罠」も見どころです。

さらに、昭和42年頃には既にボスと山さんは一緒に仕事をしていたことがわかる根拠の一つにもなっている作品です。

赤系の派手なジャケットにサングラスの山さんも拝めます(^_^;)

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