卒業した先輩の連帯責任で甲子園出場を取りやめにした校長。
世論を気にしたのか、トットト自分も辞めてしまった。
遅れてはならずと監督が辞め、部長もトットト辞めてしまった。
そして誰もいなくなってしまった。
出場辞退させられた1,2年生部員達を残して。
無責任の極致だ。
その間「辞退を決めたのはあくまでも学校側の自主判断」と責任放棄した高野連と学校側がどのような話し合いがあったかは知らない。
とにかく一番の被害者は残された哀れな1、2年生部員達だ。
辞めた部長、監督が今度は復帰するという。
世論が落ち着いたところで「オトナの話し合い」が着いたのだろう。
だが、無実の1、2年生部員の甲子園復帰は無い。
◆駒大苫小牧、香田前監督が早期復帰へ
卒業式があった1日に3年生部員10人が飲酒・喫煙で補導され、今春センバツ出場を辞退し校長、部長、監督が辞任した駒大苫小牧が、香田誉士史前監督(34)を早期復帰させる意向であることが8日、明らかになった。この日、日本高野連の審議委員会で同校野球部、佐々木宣昭前部長(54)とも「警告処分相当」と決まった。チームは春季大会から出場できるようになり、小玉章紀校長代理(副校長=56)は香田前監督について「時期についてはまだ言えないが、再び甲子園を目指す残された部員たちのためにも早期復帰を考えている」と語った。
同校は、8日付で日本高野連に今回の不祥事の報告書を提出。その中に、残された部員や事件を起こした部員らへのケアや当面の指導体制などに加え「審議委員会の結果を参考に、香田前監督の早期復帰を考えております」という1行を盛り込んだ。審議委員会では、部員の指導監督責任は部長にあるとし、前監督は処分の対象とならなかった。それでも、不祥事の責任をとり辞任した監督の復帰をすぐに認めれば、道義上の問題が出てくるが、同校長代理は「残された部員たちのためにも」と強調。地元や父母らも前監督の復帰を願う声が多いとされる。
香田前監督はこの日、姿を見せなかったが、同校長代理によると「前日は(復帰に)かたくなな表情だったが、今日は前向きな話もしていた」という。
今月末までは茂木コーチが「監督代行」になるほか、総勢4人の体制で臨む。なお正式な処分は、16日開催予定の日本学生野球協会審査室に上申され、決まる。
日刊スポーツ[2006/3/9/08:03 紙面から]
世論を気にしたのか、トットト自分も辞めてしまった。
遅れてはならずと監督が辞め、部長もトットト辞めてしまった。
そして誰もいなくなってしまった。
出場辞退させられた1,2年生部員達を残して。
無責任の極致だ。
その間「辞退を決めたのはあくまでも学校側の自主判断」と責任放棄した高野連と学校側がどのような話し合いがあったかは知らない。
とにかく一番の被害者は残された哀れな1、2年生部員達だ。
辞めた部長、監督が今度は復帰するという。
世論が落ち着いたところで「オトナの話し合い」が着いたのだろう。
だが、無実の1、2年生部員の甲子園復帰は無い。
◆駒大苫小牧、香田前監督が早期復帰へ
卒業式があった1日に3年生部員10人が飲酒・喫煙で補導され、今春センバツ出場を辞退し校長、部長、監督が辞任した駒大苫小牧が、香田誉士史前監督(34)を早期復帰させる意向であることが8日、明らかになった。この日、日本高野連の審議委員会で同校野球部、佐々木宣昭前部長(54)とも「警告処分相当」と決まった。チームは春季大会から出場できるようになり、小玉章紀校長代理(副校長=56)は香田前監督について「時期についてはまだ言えないが、再び甲子園を目指す残された部員たちのためにも早期復帰を考えている」と語った。
同校は、8日付で日本高野連に今回の不祥事の報告書を提出。その中に、残された部員や事件を起こした部員らへのケアや当面の指導体制などに加え「審議委員会の結果を参考に、香田前監督の早期復帰を考えております」という1行を盛り込んだ。審議委員会では、部員の指導監督責任は部長にあるとし、前監督は処分の対象とならなかった。それでも、不祥事の責任をとり辞任した監督の復帰をすぐに認めれば、道義上の問題が出てくるが、同校長代理は「残された部員たちのためにも」と強調。地元や父母らも前監督の復帰を願う声が多いとされる。
香田前監督はこの日、姿を見せなかったが、同校長代理によると「前日は(復帰に)かたくなな表情だったが、今日は前向きな話もしていた」という。
今月末までは茂木コーチが「監督代行」になるほか、総勢4人の体制で臨む。なお正式な処分は、16日開催予定の日本学生野球協会審査室に上申され、決まる。
日刊スポーツ[2006/3/9/08:03 紙面から]