昨夜は久し振りに「ピザハウス」に夕食に出かけた。
WBC韓国戦に勝ったお祝いをした訳ではない。
大学時代の友人が奥様、娘さんと三人で沖縄観光に来たので、愚妻も一緒に5人で会食をしたのだ。
定年を機に故郷の函館で奥様と二人で悠々自適の生活をしているという。
早めに行けば予約も必要ないと思ったのだが、念のため予約をしておいてよかった。
6時20分に着いたのだが、空いている席は殆ど予約で1杯。
先に入った二人連れ客は断られていた。
流石は半世紀の歴史を持つ老舗の貫禄。
程なく満席になり、帰る9時頃には空席待ちの客が10人程控えていた。
定年を終えた夫婦に、「ピザハウス」のメニューは一寸重いのでは・・。
・・・とも思ったが、新鮮魚介類の本場とも言える函館からの客だ。
沖縄で和食もどうかと思い、復帰前の沖縄のレストランの雰囲気を味わってもらう事にした。
そこで敢えて「ピザハウス」に決めた。
結果は大正解。
社員旅行で沖縄は二度目という娘さんが特に大満足。
シェフが客席の側でやる「炎の調理」のパフォーマンスに大喜びであった。
*
町のレストランでも、ファーストフーズの店でも、ウエイトレスと言えば若い女性と相場が決まっている。
その点「ピザハウス」は昔からウェイトレスは中年女性が看板だ。
偶に若いウエイトレスを見かけて店の方針が変わったのかと思ったりしたが、ヘルプの子で年増ウエイトレスにこき使われていた。
復帰前からのレストランで泡瀬ボートハーバーに「サムズバイザシー」がある。
此処のウエイトレスは「ピザハウス」とは正反対だ。
セーラー帽子にセーラー服がユニフォームの若いウエイトレスが売り物。
見たところ殆どが10代の若い子だ。
四、五年前、家族で「サムズ・・」に行った時のこと。
一人のウエイトレスが我々の目を引いた。
そのウエイトレスはユニフォームの短目のスカートのセーラー服で満員の客席の間を飛び廻っていた。
・・・が、件のウエイトレスはどう見ても60代、・・いや、少なめに見ても50代に見えた。
いくらなんでも10代のピチピチしたウエイトレスに混じって同じセーラー服の50代はないだろう。
暗めの照明のせいで少し老けて見えるだけなのかも知れない。
偶然にもそのウエイトレスが我々の席の係りで注文をとりに来た。
近くでしっかり顔を見れば、いくら老けて見えても若さは隠せまい。
メニューの字が読めない振りをして彼女を側に近づけた。
そして彼女の顔を間近で仰ぎ見た。
驚いた。
紛れも無く60歳前後のセーラー服姿であった。
しかし、彼女の動作は軽やかであった。
メニューの字も裸眼で判別していた。
若いセラー服の間を縫って、注文をキッチンに伝えに飛ぶように去っていった。
あの年増のセラー服の彼女、・・・未だ元気で客席の間を、風のように行き来しているだろうか。
ところで明日はWBCの決勝戦。
先発松坂が本来の力を出せば日本の勝利は間違いない。
・・が、人間は機械では無い。
万が一松坂が打たれ出したら迷わず早めにサブマリーン・渡辺俊介にスイッチすべし。
「世界一低いところから投げる投手」の異名のように、地上高推定10cmのリリースポイントはキューバ打線も度肝を抜かれるであろう。
ん? その心配は杞憂か。
そう、松坂はけして打たれない。
*
★蛇足1:アメリカ占領時代から続くステーキとマリンフーズの老舗。
メニューはメキシコ料理や中華等バラエティに富む。 独特の雰囲気が売り物。
★蛇足2:泡瀬のヨットハーバー脇にある海がテーマのステーキと海鮮専門店。
この店もアメリカ占領時代の古き良き沖縄のイメージが特徴。
WBC韓国戦に勝ったお祝いをした訳ではない。
大学時代の友人が奥様、娘さんと三人で沖縄観光に来たので、愚妻も一緒に5人で会食をしたのだ。
定年を機に故郷の函館で奥様と二人で悠々自適の生活をしているという。
早めに行けば予約も必要ないと思ったのだが、念のため予約をしておいてよかった。
6時20分に着いたのだが、空いている席は殆ど予約で1杯。
先に入った二人連れ客は断られていた。
流石は半世紀の歴史を持つ老舗の貫禄。
程なく満席になり、帰る9時頃には空席待ちの客が10人程控えていた。
定年を終えた夫婦に、「ピザハウス」のメニューは一寸重いのでは・・。
・・・とも思ったが、新鮮魚介類の本場とも言える函館からの客だ。
沖縄で和食もどうかと思い、復帰前の沖縄のレストランの雰囲気を味わってもらう事にした。
そこで敢えて「ピザハウス」に決めた。
結果は大正解。
社員旅行で沖縄は二度目という娘さんが特に大満足。
シェフが客席の側でやる「炎の調理」のパフォーマンスに大喜びであった。
*
町のレストランでも、ファーストフーズの店でも、ウエイトレスと言えば若い女性と相場が決まっている。
その点「ピザハウス」は昔からウェイトレスは中年女性が看板だ。
偶に若いウエイトレスを見かけて店の方針が変わったのかと思ったりしたが、ヘルプの子で年増ウエイトレスにこき使われていた。
復帰前からのレストランで泡瀬ボートハーバーに「サムズバイザシー」がある。
此処のウエイトレスは「ピザハウス」とは正反対だ。
セーラー帽子にセーラー服がユニフォームの若いウエイトレスが売り物。
見たところ殆どが10代の若い子だ。
四、五年前、家族で「サムズ・・」に行った時のこと。
一人のウエイトレスが我々の目を引いた。
そのウエイトレスはユニフォームの短目のスカートのセーラー服で満員の客席の間を飛び廻っていた。
・・・が、件のウエイトレスはどう見ても60代、・・いや、少なめに見ても50代に見えた。
いくらなんでも10代のピチピチしたウエイトレスに混じって同じセーラー服の50代はないだろう。
暗めの照明のせいで少し老けて見えるだけなのかも知れない。
偶然にもそのウエイトレスが我々の席の係りで注文をとりに来た。
近くでしっかり顔を見れば、いくら老けて見えても若さは隠せまい。
メニューの字が読めない振りをして彼女を側に近づけた。
そして彼女の顔を間近で仰ぎ見た。
驚いた。
紛れも無く60歳前後のセーラー服姿であった。
しかし、彼女の動作は軽やかであった。
メニューの字も裸眼で判別していた。
若いセラー服の間を縫って、注文をキッチンに伝えに飛ぶように去っていった。
あの年増のセラー服の彼女、・・・未だ元気で客席の間を、風のように行き来しているだろうか。
ところで明日はWBCの決勝戦。
先発松坂が本来の力を出せば日本の勝利は間違いない。
・・が、人間は機械では無い。
万が一松坂が打たれ出したら迷わず早めにサブマリーン・渡辺俊介にスイッチすべし。
「世界一低いところから投げる投手」の異名のように、地上高推定10cmのリリースポイントはキューバ打線も度肝を抜かれるであろう。
ん? その心配は杞憂か。
そう、松坂はけして打たれない。
*
★蛇足1:アメリカ占領時代から続くステーキとマリンフーズの老舗。
メニューはメキシコ料理や中華等バラエティに富む。 独特の雰囲気が売り物。
★蛇足2:泡瀬のヨットハーバー脇にある海がテーマのステーキと海鮮専門店。
この店もアメリカ占領時代の古き良き沖縄のイメージが特徴。