「日独伊三国同盟(正しくは、三国条約)」と「日米同盟(正しくは、安全保障条約)」の条文には「同盟」という文字はなく、集団的自衛権の行使義務は有りません。何れも「相互援助条約」であり、精々「互いの敵国に対する援助の停止義務」が有るだけで、条約締結国の対戦国(敵国)との交戦義務は有りません。
条約当事国以外でも、その友好国は加盟国や準加盟国になり、要望が有れば「防衛協力」することになります。「戦略の定義」からすると、これが最も平和を維持するのに相応しい「戦略」と言えます。
1951年に「日米安保」を締結した日本は、1972年に「日中共同声明」に調印し中国に対して多大な援助をしましたが、当時の中国はアメリカの「敵国」では無かったので何の問題もありませんでした。
若しもアメリカが中国を敵国認定した場合、日本の現政権にはこれに対応する人材がいないので、「日米安保」の破棄を通告されて路頭に迷うかも知れません。
「同盟」とは、加盟国が同じ権利・義務を保有している場合を言い、所謂「日米同盟」のような片務条約は同盟ではありません。「日独伊三国条約」を「三国軍事同盟」と書くことで、日本が恰もドイツと共同戦線を張ったかのように錯覚させ、戦後の日本人を含めて「東条(或いは天皇)はヒトラーと同罪である」とのプロパガンダに利用されました。
「日独伊三国条約」は、イタリアはさておいて、「ドイツによる蒋介石軍閥に対する武器援助」を停止させるための条約であり、ある程度の武器援助の抑止効果は有ったようです。「武器援助が続く限り戦闘は終わらない」のは、現在の「露宇戦争」でも言われている通りです。
しかし、蒋介石はアメリカからの武器援助によって日本との戦争を長引かせ、日本陸軍を大陸に張り付かせることに成功しました。後は、アメリカが民間人を狙って日本本土を空爆すれば、日本の無条件降伏(実際には、軍隊に対して武装解除させ、政府は存続する条件付き降伏)を俟つだけです。
この、アメリカによる「戦略」が成功し「米中同盟」が成立しそうになったのですが、蒋介石はソ連の援助を受けた毛沢東によって追い出されました。中国共産党軍の攻撃を、日本人(旧日本軍の根本博中将)の指導もあって金門島で食い止める事が出来、蒋介石は台湾(本島)で中華民国を成立(乗っ取り)させる事が出来ました。
日本にとって、台湾は(元)同胞ですが、中華民国は(元)敵です。台湾有事が勃発した場合、日本が中華民国を助けるのか、元同胞助として台湾人を助けるのか、微妙な立場に立たされます。
アメリカの「戦略」は、シナ大陸を米州の一部(日本が51番目の州だとすると、シナ大陸は52番目以降の州になる)にするのが目的なので、これに従うと、大日本帝国の「戦略」である「大東亜共栄圏(東アジアを白人支配から解放させた、独立国家としての共栄圏)」の夢を捨てることになります。
条約当事国以外でも、その友好国は加盟国や準加盟国になり、要望が有れば「防衛協力」することになります。「戦略の定義」からすると、これが最も平和を維持するのに相応しい「戦略」と言えます。
1951年に「日米安保」を締結した日本は、1972年に「日中共同声明」に調印し中国に対して多大な援助をしましたが、当時の中国はアメリカの「敵国」では無かったので何の問題もありませんでした。
若しもアメリカが中国を敵国認定した場合、日本の現政権にはこれに対応する人材がいないので、「日米安保」の破棄を通告されて路頭に迷うかも知れません。
「同盟」とは、加盟国が同じ権利・義務を保有している場合を言い、所謂「日米同盟」のような片務条約は同盟ではありません。「日独伊三国条約」を「三国軍事同盟」と書くことで、日本が恰もドイツと共同戦線を張ったかのように錯覚させ、戦後の日本人を含めて「東条(或いは天皇)はヒトラーと同罪である」とのプロパガンダに利用されました。
「日独伊三国条約」は、イタリアはさておいて、「ドイツによる蒋介石軍閥に対する武器援助」を停止させるための条約であり、ある程度の武器援助の抑止効果は有ったようです。「武器援助が続く限り戦闘は終わらない」のは、現在の「露宇戦争」でも言われている通りです。
しかし、蒋介石はアメリカからの武器援助によって日本との戦争を長引かせ、日本陸軍を大陸に張り付かせることに成功しました。後は、アメリカが民間人を狙って日本本土を空爆すれば、日本の無条件降伏(実際には、軍隊に対して武装解除させ、政府は存続する条件付き降伏)を俟つだけです。
この、アメリカによる「戦略」が成功し「米中同盟」が成立しそうになったのですが、蒋介石はソ連の援助を受けた毛沢東によって追い出されました。中国共産党軍の攻撃を、日本人(旧日本軍の根本博中将)の指導もあって金門島で食い止める事が出来、蒋介石は台湾(本島)で中華民国を成立(乗っ取り)させる事が出来ました。
日本にとって、台湾は(元)同胞ですが、中華民国は(元)敵です。台湾有事が勃発した場合、日本が中華民国を助けるのか、元同胞助として台湾人を助けるのか、微妙な立場に立たされます。
アメリカの「戦略」は、シナ大陸を米州の一部(日本が51番目の州だとすると、シナ大陸は52番目以降の州になる)にするのが目的なので、これに従うと、大日本帝国の「戦略」である「大東亜共栄圏(東アジアを白人支配から解放させた、独立国家としての共栄圏)」の夢を捨てることになります。
読者の皆様には大変ご心配おかけしましたが、念願の拙著『沖縄「集団自決」の大ウソ』(第2刷)が完成いたしました。
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1:05 / 1:19:28 2024年7月6日(土)
オピニオン面に一般投稿7本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。
「無差別殺りく 人道に反する」の那覇市・南研作さん(80)は、1月17日、2月24日、4月14日、5月2、26日、7月3、23日に続き今年8回目の掲載。
「相手への敬意 武道の美しさ」の宜野湾市・比嘉和雄さん(77)は、2月2日、4月20日、5月3日、6月5日に続き今年5回目の掲載。
「神仏の心 忘れた頃来る天災」の愛知県・楠田泰弘さん(62)は、2022年6月26日以来の掲載。
「観光業に触れた見学ツアー」の那覇市・玉村剛さん(52)は、2021年6月22日以来の掲載。
「再放送『ちゅらさん』に夢中」の北海道・大泉順子さん(75)は、4月4日、5月8日に続き今年3回目の掲載。
「うるま石川の活性化 県と市で課題解決求める」のうるま市・伊波章吉さん(83)は、2022年2月28日以来の掲載。
「雨にたたられて」の名護市・喜納政勝さん(80)は、1月1日、2月4日、3月3、22日、4月24日、6月1、16日、7月10日に続き今年9回目の掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
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>若しもアメリカが中国を敵国認定した場合、日本の現政権にはこれに対応する人材がいないので、「日米安保」の破棄を通告されて路頭に迷うかも知れません。
アメリカの国防力を遥かに超えた軍事力は現行の国際通貨秩序体制を維持するためのものであり、日米安保条約も自衛隊も同様の目的で存在しています。
つまり、自衛隊も日米安保条約も日本国民を守るための軍事力や条約ではないのです。
中国とアメリカは債権国と債務国の関係にあり、中国は現行の国際通貨秩序体制を支えてきた国家でしたが、一方では新たな通貨秩序を提唱し、その動きを加速させています。
また、いずれ中国のGDPはアメリカを超え、軍事力も世界一となりますから、現行の遅塚秩序体制を維持し続けたい勢力にとって中国は脅威でしかないのです。
ですからアメリカは事ある毎に中国と対峙しようとするのですが、一方では中国と決定的に対立してしまうと現行の通貨秩序は大きく揺らぐ可能性が高く、だから台湾を支持しつつも一方では一つの中国の原則を維持するという中途半端な立場に立たざるを得ないのです。
アメリカから日米安保条約を破棄することはありません。何故なら、多くの同盟国に支えてもらわなければ現行の通貨秩序は維持できないからです。
思いやり予算を計上してくれる同盟国は日本国だけなのですよ。
【普天間機能の辺野古移設④】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-55.html
【日本と中国はドルを支える両輪】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-503.html
【そんなにドルと心中したいの?】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-161.html
オピニオン面に一般投稿8本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。
「戦争しない沖縄国の創造を」の那覇市・新垣宏さん(80)は、1月3、17日、2月15日、3月7、22日、4月24日、5月17日、6月28日、7月18日に続き今年10回目の掲載。
「強権力が起こした安和の事故」のうるま市安慶名・東智子さん(70)は、1月4日、2月6、26日、4月7日、5月9日、6月30日、7月22日に続き今年8回目の掲載。
「友と40年ぶりの再会楽しむ」の浦添市・宮里和子さん(79)は、1月29日、4月13日、5月20日に続き今年4回目の掲載。
「環境整え猛暑を乗り切ろう」の沖縄市・仲宗根栄一さん(91)は、1月11、25日、2月10、24日、3月9日、4月15日、5月18日、6月12、28日、7月14日に続き今年11回目の掲載。
「悩みを相談 不信感は杞憂に」の豊見城市・上原香代子さん(72)は、今年初掲載。
「おひとりさま寂しくないか」の豊見城市・米蔵任さん(60)は、1月19日、2月2、18日、3月5、29日、4月16、30日、5月14、28日、6月11、22日、7月31日に続き今年13回目の掲載。
「公共施設整備進む読谷 文化の花満開 発展を切望」の読谷村・大城正憲さん(81)は、1月6日、3月8日、4月25日、6月19日に続き今年5回目の掲載。
「カラオケで『青春』謳歌」の沖縄市・當山久雄さん(82)は、今年初掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
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