ランニングに挫折した日に逃避した先は大阪ドームだった。
翌日は、下界の酷暑から逃避して六甲に向かった。
目標は初の六甲全縦!
遅くても、ヘタレでも、文句タレでも、飲んだくれでも、挙句に火を噴いたとしても、
ぜ~んぜん怒らない心優しきナビゲーターをゲットできたこのチャンスは逃せない。
と、能見の完封劇の興奮で睡眠不足の身体を叱咤激励しながら、
早朝6時過ぎ、宝塚駅に立つ!
いざスタート。
いきなり現れたるは、甲子園大学。
これが校舎間移動かと、仰天するほどの急勾配に立地する大学。
ここに4年間通えば、さぞ強靭な足腰が育つだろう。
塩尾寺を横目に、ひたすら登る、登る。
しばしば行き交う早朝散歩のご年配の方々。
毎朝の日課なんだろう。お元気で何より。
【私もまだまだ元気よ!この頃は。】
ところが、2時間登りっぱなしで山頂に着いたころには既にバテバテ。
先が思いやられる~。
一軒茶屋にておにぎりタイム。
少し走って、六甲山ホテル前では嬉しい奇遇。
私に六甲の素晴らしさを教えてくれた張本人Jさんとの遭遇!きゃ~っ!
また、少し走って・・・・・。
こ~~んな事なんぞしていたら、
すっかり元気回復!
【良心的価格で命の給水を提供してくださる
ありがた~い藤原商店の自販機さん】
摩耶山の下りでは、3回もずるると滑って尻餅をついた。
ここん所の日照り続きですっかり乾燥した地面は要注意だなぁ。
鍋蓋山を難なくクリアして、菊水山。
こいつの登りは落合竜みたく、ちと手強かったぞ。
時計は午後1時を指している。山あいでも日差しが強く肌に痛いほど。
午後2時、神戸電鉄ひよどりごえ駅駅前のコンビニ着。
しばし休憩し、作戦会議。ここからは暫く炎天下の街中を走らねばならないという。
気温35度超を考慮して止む無く全縦は断念。
「勇気ある撤退」を選択した。(ちっとばかし悔しかったけど・・・)
鳥原貯水池を経て湊川の銭湯目指して下り、その後ビール目指して新開地を彷徨う。
目一杯、山と走りと歩きと登りを楽しんだ一日。
うろ覚えの記憶で購入したペットボトルの本数を反芻してみたら、
なんと、500ml、7本、350ml、1本。
打ち上げで飲んだビール、生中3杯。
どんだけぇ~~。
お土産は、心地よ~く凄まじ~い筋肉痛。
ちゃんと翌日に発生した若いっ、筋肉を褒めつつ・・・。
Tちゃ~ん、すっかりお世話になりました。今度こそ全縦!!よろしくっす!