虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

六甲おそろし

2007年08月12日 | ランニング

♪六甲おろ~しにぃ~
8月11日、朝。
ご機嫌である。
前夜のハマスタ劇場を熱闘の末に征し、勝利のエンディングテーマ「六甲おろし」がまだ心地よく耳に残っている♪

そして今日はお楽しみのマラニック。
夏場の練習はマラニックに限る。
真夏日の大阪、地上でのロング走は苦行でしかないからね。

ほんでもって、いそいそと出掛ける。
目的地は六甲山。

コーディネータ氏によるコース設定は、
阪急岡本駅から風吹岩、雨ケ峠、六甲山頂、六甲ガーデンテラス、徳川道、
ツウェンティークロス、布引の滝、新神戸駅というもの。
直線距離にして約22キロだとか。


スタート地点にある保久良神社では、いきなり今年の干支くんの歓迎を受けてびっくり。
奈良の鹿くんたちの如く放し飼い。
      

地上では気温36度まで上がったというこの日。
でも、お山では快適な森林浴ランが楽しめる。
難所と言われた七曲りをクリアした後のお茶屋でちょっと一息。
この世にこれほど美味しいものがあったやろか、というほど旨かったかき氷。
          

  山頂の三角点を制覇して、いよいよ本格的ラン開始。



しかし!
前半の登りで溜まりまくった乳酸が後半のランで致命的影響を及ぼすとは、この時点では想像もしなかった。
後は「ほとんど下りだから」と言う甘言を文字通り甘く聞いていたわたくし。

午後から気温もどんどん上昇し、山中でも照り付ける太陽はぎらぎら。
自販機があるごとに補給するペットボトルもあっという間に飲み尽くすほど。
ふくらはぎはいつ攣ってもおかしくないような状態。

暑いよ~、喉乾いたよ~、足痛いよ~、まだかよ~、長いよ~、しんどいよ~。

そんな、弱音を、

             美しく咲き誇るあじさいの花が、

 ここは軽井沢と思わせるほどの穂高湖の景観美が、 

 木漏れ日通りと通称される心地よい山道が・・・・


癒して・・・・・・・・癒して・・・・・、


















       くれるかよ~~っ!!



木漏れあっても、暑いわっ!
花満開でも、足痛いわっ!
景色綺麗でも、しんどいわっ!ちゅ~ねんっ!


と、そんなこんなで「火を噴きつつ」(仲間達曰く)無事下山したものの、

「六甲おそろし」の記事タイトル通り、夏の山をなめてかかってはなりません!


三ノ宮近くの銭湯で汗を流した後は、

勿論、      給水!
      


もう、次の自販機まで枯渇状態のまま2キロも3キロも走らなくていいのね。
シ・ア・ワ・セ。


誰かが、こんな一品を注文していた。
         「ビッグ勝つ!」

今宵のハマスタでの勝利を祈念して!


しかし、結果を知ったのは帰宅後。

「44歳の投手」をなめてかかってはいけません!


苦しくて楽しかった六甲マラニック。
企画してくださった、Jさんありがとうございました。
おかげで、歯軋りするような試合をスルーできました~。