すごい久しぶりの

うちのサイトの更新である。
http://superpuppy.ca/eyes4u/willfollowhim.htm

この話のもっと詳しい情報は、イギリスのテレビ報道でどうぞ。
http://www.dianawest.net/Home/tabid/36/EntryId/1718/LCPL-Liam-Tasker-and-Theo-RIP.aspx

「犬ふしぎ考」は自分でも好きなコラムなんだけど、前回の更新がなんと！
十年前！！遅筆するるよ、自分。実はいろいろ下書きしてたのがあったんだ
けど、ドライブが破損して全部失ってしまった。それ以来、書く気がうせて
しまった。それと、このごろは甲状腺機能が低下しててだるくてしょうがない。
冬眠中の熊のように、眠ってばかり。

ところで、日本は静岡でも大きな地震があったというニュース。
こっちのニュースでは被害の大きいところばかり映像で映すので、まるで
日本列島が北から南まで全滅みたいな印象を受ける。私のところにも、アメリカ
人やカナダ人、イギリス人から「あなたの家族は大丈夫？」「お大事に」
みたいなメールが届く。うちは東京だから被害はなかったんだけどね。
ニュースの魔術というか、錯覚のようなものは確かに見ている人に与えがち。

当たる確率というもの

MRIの検査結果が出たというので、主治医のもとへ。

やはり彼女の予想どおり、脳腫瘍だった。彼女はすでに外科医への紹介を
手配してくれたそうなので、先方からの電話待ち。ま、カナダはどうせ長い
手術の順番待ちだから、いつのことやら。

外科はおそらく「切ろう！すぐ切ろう！」と言うだろう。ホントに外科の
センセイって切るの好きなんだよ、過去の経験から言ってもさ。
「手遅れになってからでは大変だよ」とか、脅しの言葉も上手だしね。
だけど、私はEndocrinologistにも紹介してもらって意見を聞いておきたい。
だってこんなの、切ったから治るってもんじゃないし。

さて、つらつらと日本語でも情報を調べてたらなんと！
私の病気は、東京都の難病指定だって！カックイイ！
申請して通れば、障害者手帳がもらえる！手当ても出る！ヤッホー！
でももっと調べたら、「海外在住者はダメ」だってよ。チェ。
ぬか喜びさせやがって。

それにしても、だ。
私は子供の頃からいろんな病気をして、「珍しい症例なので学会で報告したい」
とか医者に言わせたり、「まれ」「希少」とかで珍重される（？）患者だった。
そんでもってここにきて、「難病」だって！こんなに独り占めしていいのか？
他にいくらでも、健康で力が有り余ってる連中がいるのに。前にテレビで、
雷に二度打たれた経験を持つ女性を見たが、当たる人には当たりやすいってことか。

同じ当たるでも、宝くじはサッパリである。
ついてねーなー。

夏時間

が、今日から。

といってもまだ外は雪がうずたかく積もっている。「夏」のナの字もない。
そして報道は、日本の地震のニュースが続々。先日は東京都下の友人のもと
へメールを送ったが、彼女の携帯アドレスだったからか届かなかった。
あとで自宅へ電話すると、何度目かで通じた。「携帯は今、使えないよ」
と言っていた。地震時は「外へ出ると、駐車中の車がバウンスしてた」そう。
彼女の旦那さんは、電車が止まっているのでバスと徒歩で帰宅したという。

実家にも電話、親の生存確認。実家は古いので大丈夫かな、と思ったら、
意外と昭和時代の古い家の方が、揺れてもなんともなかったと言う。
昔の大工さんは、腕が確かだったのだろう。しかし、東北の親戚には全く
電話が通じず、安否がわからない。

岩手や宮城といえば、昔OL時代にスキーに行ったり植林祭に行ったりした。
海のものやご飯が美味しかったし、地元の人々があたたかかった。
あの人達も、被害に合ってしまったのだろうか。無事でいて欲しい。

ところで、このところ体調が良くなく寝てばかりなのだが、今日は頑張って
いつもの森に犬連れ散歩。なぜか誰もいなくて、私達夫婦とTABIだけ。
こんな日は珍しい。

そしてなんと、雪の中に熊の足跡を発見。
夫に「熊よ、これ！」と見せるが、彼にはわからない。私も専門家じゃないから
確信はないが、その大きさ、五本の指、特徴ある足型などからして熊だと思う。
うちにはグリズリーベアの子供の足型があるが、それに似ている。この近辺
にはブラックベアが生息しており、冬眠から覚めて出てきたのかもしれない。
母熊が子連れだったりすると、超危険である。散歩の後半は、ちょっと緊張
しながら歩く。

BLUE & LISA

今日は寒いのに思ったより犬公園に犬連れがたくさん。

TABIもいろんな犬と走りまくって、いい運動。
公園の真ん中は湖みたいに水がたまって、それがすっかり凍り、子供達が
アイスホッケーをして遊んでいる。若い犬は、つるつる滑りながら一緒に
ホッケーのパックを追いかけて遊んでいる。でも熟年グループは、靭帯でも
切ったら大変なのでアイスリンクには近寄らない。

BLUE はもこもことテディベアのような、大きくてやさしい犬。
ハスキーと、おそらくはオーストラリアン・シェパードのミックスだという。
若い犬達が喧嘩してると、割って入ってたしなめるのだそうだ。
「もう今年で９歳だから、走って遊んだりはしないけどね」と、飼い主。
うちのは１１歳だよ、と言うとすごくビックリしていた。

LISAは、レッドのBCとなにかのミックスっぽい若い女の子。
ガジガジに凍ったフリスビーが大好きで、持ってきては「ねえ、投げてよ」
とスタンバイ。TABIのほうが先にキャッチしてしまうと、ものすごく
悔しがってウウ?とうなって取り返す。でも、一緒に遊ぶのは好きみたい。

たくさん遊んで、私達もお腹が空いた。
肉屋さんで、骨付き肉を買って帰る。今夜のTABIのご飯は、それ。
私達は、手作り野菜のピザ。

No-pooer

って初めて聞いたとき、便秘症の人のことかと思った（笑）。

「シャンプーを使わない人」の意味である。
これが近年、アメリカで密かに広まっている。
http://www.msnbc.msn.com/id/30337386/ns/health-skin_and_beauty/

日本人の清潔好きは有名だが、現代のアメリカ人も洗うのが大好きな国民。
ヨーロッパなんか歯は磨かないし風呂もせいぜい週に一度なのに、アメリカ人
は毎朝シャワーするし、ちょっと汗かくとシャワー。シャンプーや石鹸の
消費量がすごい。それなのにシャンプー断ちとは、勇気のいることだ。

でも清潔好きが過ぎて髪が荒れたり、皮膚炎になったりした人々の間で、
「石鹸や洗剤を使わない」ことが試みられ、No-pooムーブメントが始まった。
その結果、トラブルが解消した人が少なくないという。No-pooといっても、
お湯だけ使う人、重曹や酢で洗う人、たまにはシャンプー使う人と様々。

私も二十代の前半、かぶれで皮膚科にかかっても治らなかった時、お湯だけ
で髪を洗ってたことがある。肩までの髪を短く（当時流行っていた刈り上げ）
にして、一年くらいはお湯だけ。その間に、皮膚炎は綺麗に治った。
髪は柔らかくなり、艶々。お嬢様っぽいスカートは短髪に似合わないので
パンツ姿が多くなり、「少年A」と呼ばれた（笑）。

最近は冬の乾燥とか諸々の事情でまた首筋や耳が荒れているので、私も先日
からNo-pooer。オーガニックとか石鹸シャンプーとか試したけどいまいちだし、
お湯でも毎日洗うから汚れは落ちる。重曹も試したけど私の髪には合わない
ので、ACVを使って酢シャンプーにしている。思ったより酢のニオイは残らない
し、髪もサラサラ。痒みも止まった。髪を梳かす前にローズウォーターを
スプレーすると、香りのいいシャンプーで洗ったのと同じような気分。

ただし、みんな言ってるが始めた当初は荒れた頭皮がむけてバラバラ落ちてくる。
黒いシャツとか着られない。それが治まると、頭皮が正常に戻って地肌も髪
もしっとり落ち着いてくる。エコだし体にやさしいし、今はお気に入り。