TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

オトナの味覚

2009-12-18 14:19:48 | インポート
TABIが明太子に目覚めてしまった。

日本じゃともかく、こっちでは辛子明太子なんてなかなか手に入らない。
たまに日本食材店で冷凍のを見かけても、添加物が多くてちょっと食べる気に
ならなかったりする。里帰りしたときに食べられるからいいや、と思って
特に買ったことがなかった。

しかし今回、たまたまいいのが手に入ったので、早速暖かいご飯でいただいて
みた。夫はもちろん手をつけないから、私独占である。と思ったら!

TABIがいつになくひじょーに興味深そうに張り付いている。
鼻がとれるんじゃないかと思うくらいヒクヒクさせている。この明太子は
辛味が強烈じゃないけど、唐辛子が入ってるしどうかと思ったが、試しに
一口あげてみた。もう大喜び!タラコのカスがついた小皿をあげたら、
懸命に舐めている。明太子が好きだったなんて。

私は子供のころは明太子とかウニみたいなものは好きでなかったが、長じて
ある時を堺に俄然好んで食べるようになった。この子も、オトナの味覚が
わかるようになったのか?魚卵が好きなら、イクラとかキャビアとかも好き
かもしれない。でも、あまり贅沢させてそれしか食べなくなったら、こっち
は破産である。やめとこ。


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犬の直感

2009-12-16 15:02:52 | インポート
って、たいしたもんだと思う。

夫が出張中は私も忙しくて、なかなか彼のようにたっぷり時間をかけてTABI
と遊んでやることができなかったので、噛み噛みオヤツをたくさん買ってきて
あの子に与えていた。夢中になって噛んでいる間は、とりあえず静かにして
いてくれる。牛骨も与えたが、それだけでは足りなかったのだ。

そのオヤツの中でTABIが好きなのが、Texas Toothpickと呼ばれる、牛の
尻尾の皮で作ったやつ。豚耳よりも軽く、臭いもキツクないし、とても食べ
やすいようだ。他のオヤツは飽きるとそっぽ向いてしまうが、これだけは
いつも喜んで食べる。

だが、先日ついにTABIはこれまで拒否したのである。
これも飽きちゃったのか、と思って棚に戻したが、袋を見せると喜んでクンクン
ニオイをかいでいる。別の一本をとって与えてみると、目をキラキラさせて
くわえて自分のベッドへ持って行き、齧り出した。しかし、翌日、例の拒否
した一本を出すと、またもやそっぽを向く。

夫が帰宅してからその話をすると、「俺にまかせろ」と自信たっぷり。
例の拒否オヤツを手に、かくれんぼや持ってこいなどで二十分ほど遊んでやり、
やっとTABIに食べさせることに成功。

しかし、一生懸命齧っているTABIを見て気がつくと、そのオヤツの中間
部分が折れている。手に取ってみると、中心部に固い骨が入っている。
他のは皮だけを丸めて作られているのだが、この一本だけは何かの間違いで骨が
入ったまま加工されてしまったらしい。乾燥した固い骨を齧っているものだ
から、歯茎が傷ついたらしく血が出ている。すぐ取り上げ、捨てた。

拒否の理由は、これだったのか。
「いつものやつと、なんか違う」ってことがわかって、そっぽを向いたのか。

二、三年前の毒入りペットフード事件の時も、異変に気づいて口をつけなかった
犬達は助かり、気づかずに食べてしまった子達は不孝にも命を落とした。
こうしたカンは、野生では命を守るために絶対に必要なものである。
「単なるワガママ」と片付ける前に、人間は犬の直感を信じるべきかもしれない。


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雪景色

2009-12-16 14:41:57 | インポート
この地方の雪は、重い。

除雪がやっかいである。しかし、雪好きなTABIは大喜びで雪の中を駆け
まわり、雪まみれになって帰ってくる。子犬のころと全く変らない。
今日は獣医の予約があったので、出かける前に綺麗に雪玉をとってやる。

怪我した爪の状態を診てもらうのと、ライム病の血液検査である。先々月、
散歩から帰ったTABIのおでこにティックが食いついているのを発見、私は
すぐとったのだが、念のために血液検査をしておくことになった。虫に刺されて
一ヶ月は経過しないと血液検査をしても結果が出ないので、今になったわけ。

爪のほうは、先生によると順調に治っているとのこと。完全に治癒するには
時間がかかるので、あせらず様子を見ましょう、と。アジリティは競技に
復帰しても大丈夫。つーか、もう復帰しちゃったんですが。へへへ。

さて、今日は私達夫婦の十七回目の記念日である。
記念日ギリギリに帰って来ることができて、夫はラッキーである。これが妻
がアメリカ人とかカナダ人で、記念日に仕事とはいえ家を空けたりしたら、
バラの花束百本くらいじゃあ済まない。

記念日はいつも外食なのだが、夫が時差ボケでヘロヘロな上、クリスマス前の
金曜日の夜なんてどこのレストランも予約で一杯のはず。混んでるところへ
出かけていって、ぞんざいなサービスに腹を立てるようではバカバカしい。
そこで、私は「おうちでのんびりご飯にしましょう」と提案。

TABIは豚肉ライス、私達はイタリアン・ディナーにアップルパイという
多国籍なメニュー。いつもの酒屋さんおすすめのスパークリング・ワインが
キリリと爽やかで、美味しかった。南アフリカ産である。

思えば私達の結婚した日も大雪だった。あれからあっという間に過ぎ去った
日々。外灯に照らされて、キラキラと光りながら落ちる雪を見ながら、思い出
にふける。家族みなで無事にこの日を過ごせたことを、感謝。


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Home Sweet Home

2009-12-13 05:50:50 | インポート
昨夜遅く、夫が長期海外出張から帰宅。

Stephen Harperのアジア歴訪のお供でインドなど行ってた彼だが、一度は
成田で飛行機の乗り換えがあり、初めて日本を目にする機会があったそうだ。
印象はと聞くと「何でも高いね」。ま、空港内の店はどこも高いよね。
だけど、機内から見た富士山はものすごく綺麗だったとか。私も昔、
韓国か香港か忘れたけど帰りの便で、富士山の上を飛んだことがある。
霊峰と呼ばれるだけあって、例えようのない美しさであった。

ところでHarperの今回の旅だが、まあアメリカ大統領に比べたらカナダの
首相なんて小物だからお供の規模もどうってことないが、それでもかなりの
人数が各国へ派遣された。それぞれがエグゼクティブ・クラスで飛び、ホテル
もエグゼクティブ。諸経費はもちろん国庫からだし、ものすごいお金が
使われたことになる。これが全て国民の払う税金から出てるんだからね。

そういやあObamaも同じ時期にアジアへ行ってたけど、アメリカとカナダが
かち合わないよう彼らはうまくスケジュールを調整してたみたい。だって
一緒じゃあさすがに大変だよね、受入国が。でもどこも一流どころは
ホワイトハウスの連中が先に予約を入れちゃうらしい。やっぱねえ?。

まあとにかく、無事で帰宅してなによりである。
初めてのアジア方面なので、時差ぼけがすごくて彼は体調が戻るまでには
多少時間がかかりそうである。だけどエグゼクティブで贅沢な空の旅だった
のだから、まだいいよ。私なんか里帰りはエコノミーだもん!
私だって太平洋上空でドンペリ飲みたいわっ!


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このごろ都に流行るもの

2009-12-09 15:03:47 | インポート
Robertは「十五歳の息子がやってるけど、何がおもしろいんだか」と言う。

Twitter。どこもかしこもコレばかりである。
おもしろいから流行っているというよりも、流行っているからみなおもしろい
と思ってやってる感じ。私も、なんでみなハマッているのかサッパリである。
大昔流行ったチャットに似ているが、チャットにハマッた私だがTwitterは
魅力を全く感じない。

アメリカでは実際には、Twitterは若い世代には興味を持ってもらえず、主に
三十代半ば以降の孤独なフリーランス系に人気なのだそうだ。もともとこれを
始めたのも、二人の孤独なフリーランス系だった。

確かに、引きこもりのオトナのような、外へどんどん出て充実した社交生活
を楽しむことをしない人々にとって、これは便利なものかもしれない。
つぶやきに返事が返ってくるのが快感なのだろう。だけど暗いな?。

ま、これまでにもいろんなものが流行っては消えていったし、これもまた
そうしたツールの一つなんでしょうね。


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