恋人が

サンタクロース♪を思わず歌ってしまう。

今年はサンタが地球の裏側から、ヒカリものを持ち帰ってくれた。
私の誕生石に小粒のダイヤを組み合わせた、ピアスとペンダントヘッドの
セットである。私がもともとダイヤに興味がないことを夫は知っているので、
誕生石がメインになるデザインを選び、ペンダントヘッドはもともとセット
についてなかったので店のデザイナーがその場でデザインしてくれたそうだ。
金属アレルギーがある私のために、純度の高い金で作ってもらった。

寡聞にして知らなかったが、インドは宝石天国だそう。有名なホープダイヤ
がとれたのもインド。インドのものというと何でも質が悪そうなイメージが
あるが、宝石類は種類が豊富で質の高いものも多く、なんといっても自由に
カスタムメイドできてお値段が手頃、というので旅行者にも人気なんだとか。

さすが手先の器用なアジア系、繊細なカットが美しい。
私はこれまで、「ジュエリーは美しければそれでよく、本物や高価である必要
はない」と言ったシャネル女史と全く同感で、特に本物、本物と騒ぐタイプ
ではなかった。しかし、ひとたび身につけてみると、その美しさにはあらがえず、
ダイヤモンドに血の道をあげる女達の気持ちがわかる気がする。

サンタには、私は今年はスヌーズボタンを押すと逃げ出す目覚まし時計を
用意した。テレビで見てネットで注文したのである。オカマのＳｔｅｖｅｎが
「これカワイイわ?」みたいに大騒ぎしてたやつである。本当に元気に、
床の上をコロコロと逃げ回る。ＴＡＢＩは気味悪がって近づかないが、これ
なら絶対寝過ごすことはあるまい。

今日は夫婦と犬とで雪の中を公園まで散歩に出て、帰宅してから暖炉で
暖まりながらのんびりと過ごした。ああ、幸せなひととき…。