TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

神は二物を

2009-06-05 15:31:36 | インポート
今日は二つのシャドウボックスを完成させる。

一つは、昨年のNADACチャンピオンシップのリボン。
もう一つは、カナディアン・チャンピオンシップのトロフィーとリボンだ。
あれこれ夫と試行錯誤の末やっとデザインが決まり、フレームからマットまで
自分たちで仕上げた。HollyやDelにいろいろ指導してもらって、
初心者なりにかなりの出来だと思う。「綺麗にできたわね!」とDel。
チャンピオンシップの感動が蘇って、感涙もの。

さて、カストラートとカウンターテナーのことを調べていて、Kallman's syndrome
に当たる。カストラートは人工的に声変わりを止めてしまった結果であるが、
生まれつきの異常で第二次性徴が起こらないケースがあるのだ。
女性のソプラノと違い、ビブラートのない透き通った高音はまさに天使の声。

だが、この世のものとも思えない声の持ち主であっても次世代を作ることは
できない。カストラートと同様に、一代限りの華なのである。
だから余計に美しいのか。


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カナダの思い出

2009-06-05 15:01:24 | インポート
ファイリングキャビネットを整理していて、見つけた一枚の葉書。

「カナダの思い出」と題された、高円宮殿下の写真展でもらったものだ。
オンタリオのどこかの湖であろうか。

五年前に里帰りした時、カナダ大使館に用があったので行ったら大使館内の
ギャラリーで開催されていた。広いギャラリーには誰もいなく、入場無料の
会場には私だけ。殿下がカナダ留学から帰国後後もたびたび訪加して撮り
貯めた写真を、ゆっくり時間をかけて見てまわれた。

この人は本当にカナダが好きだったんだな、と、しみじみ思った。
私のように、カナダに長く住んだためにカナダもカナダ人も嫌いになって
しまったクチもいれば、こんなにもカナダをいとしく思う人もいるのだ。

四十七歳、まだまだお若い方だったのに。
もう七年にもなろうとしている。


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