<美馬市・木屋平>
日本人なら誰もが知る童謡「かごめ歌」は、
「剣山山頂が焼き払われた場面」
を暗示しているという話があります。
何でも、剣山にユダヤの秘宝
(アーク)が持ち込まれてから、
長年にわたり不信心な行いが蔓延した結果、
「神宝を取り出して火を放て」
という神のお告げが降りたのだとか。
この話を聞いてまず思い浮かんだのは、
阿波で行われていた「山焼き」の風習でした。
一般的に、害虫駆除や土壌の改善
といった名目で行われることが多い、
この「山焼き」という行事ですが、
「東大寺と興福寺の争いを仲裁するために、
山を焼き払った(諸説あり)」とされる、
奈良・若草山の山焼きの起源から考えても、
山焼きには「戒め」の側面があることを感じます。
つまり、人間同士の争いが限界に達し、
国家を揺るがすほどの危機的状況になった場合、
神様は「火」という道具を使って、
人間の思い上がりを諫めることがあるのでしょう。
ちなみに、剣山山頂が丸焼けになった後、
持ち出したアークは新たな場所へと移され、
燃え尽きてしまった剣山(阿波王朝)は、
「見捨てられた地」となったのだそうです。
【参考サイト】
日本とユダヤのハーモニー