<剣山・見ノ越>
剣山の登山口に鎮座する剣神社には、
「剣」にまつわる伝承が残っています。
また、近隣の祖谷のあたりでは、
「壇ノ浦の戦いで入水したとされる
安徳天皇が、実はこの地にまで落ち延び、
平家の再興を願って剣を奉納した」という、
古くからの言い伝えがあるのだとか。
この山に「剣」の文字が使われた背景には、
それなりの歴史的根拠があったのでしょう。
ちなみに、全国の「剣」に関連する神社を
あれこれと調べてみますと、
その多くに「古代イスラエル」の陰が、
見え隠れしていることに気づきます。
よく知られたところでは、
石上神宮、熱田神宮、諏訪大社など、
すべて渡来人との縁が深い場所です。
剣山という名称が指し示しているのは、
いったいどんな「剣」だったのでしょうか……。