ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

またも休日は雨

2017-09-23 22:28:45 | 日常
早くから起きているがどうも休日となると空がどんより曇る。
朝晩の冷え込みも厳しくなったため暖房の使用時間が長くなって鼻の穴が乾燥でカピカピだ。

朝食は買い置きのパンを焼いて済ませた。
食後に二十世紀梨を食べている。
梨は昔から二十世紀梨だけが好きで他は殆ど食べない。
梨の中でウマいのは二十世紀梨だけであると思う。
軽い酸味も香りも長十郎の仲間より格段に良い。
毎年二十世紀梨が出回るとスイカの次に大量消費するが、最近あまり出回らなくなった。
私が子供の頃は梨と言えばパートレットと呼ばれる瓢箪形の洋梨か丸い二十世紀梨か、
二種類しかスーパーで出回っていなかった。
昭和40年代当時は丸くて茶色く酸味の無い長十郎梨もごくたまに見かけたが、
気の抜けた薄甘いだけの梨は不味いので食べなかった。
今は長十郎が肥満体になったような豊水や幸水が多く出回っており二十世梨は影薄くなった。

・・・・・

一日中引き籠もって昼から夕方まで爆睡していた。
夕方知らない間に雨が降ったらしい。
買ったままずっと放置してあった映画DVDを1本見た。
中古屋で買ったDVDだ。
フェルナンド・アラバール『死よ、万歳 Viva la muerte』(1970 フランス)。
原作はアラバールの自伝と言われる。
映画は全編血みどろの映像である。
冒頭のタイトルと共に子供が口ずさむ歌の単純な旋律が猟奇的な絵画と共に
見終わった後もまだ脳内にこびり付いている。
内戦時代のスペインで主人公の少年の父親は共産主義者としてファシスト軍に逮捕され処刑された。
少年は父親をファシストに密告したのが母親であった事を知る。
狂信的なカトリック信者である母親は息子に対して「女」であり支配的、呪縛そのものだ。
顔も見ないまま父親の処刑を知らされた少年は父親の死がどのようなものであったのか
あらゆる血まみれの光景を思い描き、妄想する。
あくまで子供の目線で不条理な現実を見ている。

19:42か。
随分遅くなったので夕食は省略しようかと思ったがやはり何か食べよう。
朝食のパンを食べた後何も食べていなかった事を思い出した。
昼寝していたので昼食抜きだった。
適当にあるものを食べる。
レトルトのパスタソース、消費しよう。
トマトクリームだそうだ。
私の手にかかると全然違うものになってしまったが。

ウマい。
パスタは久しぶりだ。

湿度のせいか気圧のせいか、昼間熟睡したのに夕食後の今また眠くなった。
何故かわからないが毎日毎日眠気と戦っている。