ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

誰だ?

2015-02-23 23:07:51 | 日常
遅番にて出勤。
霧で視界悪し。


・・・・・


つつがなく仕事終わってバス待ち中。
生暖かく湿っぽい。
冬はもう終わってしまったのかな。


・・・・・


通勤のバス内で読書。
岩田健太郎先生の『食べ物のことはからだに訊け!』(ちくま新書)を読む。
面白い。


・・・・・


本を読んでいるとあっという間に自宅近くまで来ていた。
そろそろバスを降りようかとした瞬間、携帯に着信。
職場の介護員から電話で呼び出された。
今から職場に戻る。


・・・・・


問題は解決し、帰宅した。


実はさっき、帰りのバスの中で本を読んでいた時、
職場近くのバス停からまだそう遠く離れない2つめのバス停を過ぎた頃、
本を読む私の視界の左上(通路側)に、
読んでいるページの隅に人間の片目が見えた。
険しくこちらを睨む化粧をしていない女の目が
バックミラーか何かに映るように金属の手摺か何かに映っていた。
誰だ?
視点を本から外し、ちゃんと見ようとして気づいた。
手摺は、無い。
物や人物が写るような金属そのものが、私の目の前の何処にも無い。
私は右列一番前の座席に座っており、低床型のバスのため
一番前の座席の正面は白っぽいペンキを塗った乗客が荷物を置く収納庫だ。
私の顔の正面に、のっぺりと視界を塞ぐように設置されている。


兼夜走るバスの中に、何かいたらしい。
目つき悪かったし、あんまりよい物の怪ではなかったようだ。
自殺者、事故死者の遺体の上がらないので評判のドブのような湖もある。
私は見えない体質だと長年思っていたが。
勤務先付近は見える人には我慢ならないほど物の怪が犇めいているらしい。
まぁ、ついて来られても何のお構いもできないので。