豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スプレー発泡断熱の公的認定の経緯…北斗市・本社

2024-01-16 17:03:00 | Weblog
スプレー発泡断熱の公的認定の経緯…北斗市・本社
住宅を寒さや暑さから守るため、殆どの住宅に断熱材を充填しています。
グラスウール断熱材が、日本の住宅断熱の基軸となっています。
一般的な住宅の多くは、このグラスウールを断熱材として用いております。

当方も工務店経営を始めたころは、グラスウール断熱材を使用しておりました。
グラスウールは、寝具のふとんと同じフワフワした空気を多く含んでいることが前提です。
布団と同じ断熱材を、いつまでも乾燥したままにしておくことは極めて難しいのです。
画像はグラスウール断熱材の施工チェックです。

創業時は、自分自身が断熱材を充填する作業にあたり、家づくりを行いました。
勿論、「乾燥した空気を静止させる」と云うグラスウール断熱材の概念を意識ながら施工を。
それでも数棟に一棟は、押し入れの中に湿気が入り、カビが出来るなどの事象がありました。

施工の丁寧さが不足していると思い、丹念な施工に徹したのですが湿る事象はあります。
布団なら乾燥機や日干しなどで乾燥できますが、壁の中の断熱材はそれが出来ません。

行くつく先は、樹脂断熱材のスチレンボードやウレタンボードで施工を行いました。
いずれも熱に弱い、火炎で燃える等の弱点はあります。
更に、断熱ボードは壁と床、壁と天井(屋根)などの納まりに苦労します。

その延長線上でスプレー発泡断熱の「ファース工法」を確立できたのが40年前です。
日本で初めて公的機関に木造住宅断熱材としての認定申請を行ったのが平成元年でした。
それが認定交付されるまで4年半の歳月を経て、平成5年4月に日本初の断熱認定です。

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北海道の厳寒地で誕生した断熱工法…北斗市・本社

2024-01-15 17:36:40 | Weblog
北海道の厳寒地で誕生した断熱工法…北斗市・本社
いまから122年前の1902年1月25日には、北海道旭川市で-41度の最低気温を観測。
その記録は現在でも更新されておりません。
いまの此処、北海道北斗市の気温-8度ですが、旭川市もたまたま同じ気温です。

過去に私も-20度は、何度か経験してことがあります。
その時は快晴で朝を迎えた時であり、完璧に放射冷却現象だと思います。
吹雪でも雪の混じっているときは、-10度以下になり難いと云われます。

雪雲は、地表の温度が放出するのを庇っているのでしょう。
今日は1月15日ですが、この時季が最低気温を記録し易い時季でもあります。
旭川市は、北海道の中央に位置しており、海から遠い都市です。

この北斗市は馬蹄型になっており、三方を山に囲まれ南面だけを津軽海峡の函館湾に面しています。
したがって大津波などの大被害を受け難い地域でもあります。
北海道も日本海側は大雪となり、太平洋側の降雪量が極めて少ないのです。

北海道を取り巻く海水温は、流氷の接岸するオフォーツク沿岸と太平洋側が低くなり、日本海側高い傾向となります。
渡島半島の道南とは、10度くらいも海水温が異なります。
流氷が接岸しても2・3度の違いだけあり、内陸の寒さに敵わないのだそうです。

ファース工法は、この寒さ対策のためグラスウール断熱材から気密と断熱性能を同時に確保できる、樹脂スプレー発泡断熱材を用いた住宅システムへと進化しました。
平成元年に日本で初めて公的認定を申請した際は、それまでのグラスウール断熱技法を推進してきた、公的機関からも大バッシンングを受けた時代もありました。

あれから36年、樹脂スプレー発泡断熱で建築される住宅は、年間7万棟にも及ぶようになりました。
一定の存在感を定着しつあるように思われます。
画像は、「ファース旗」が、誇らしげにはためいておりました。

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エアコンの消費電力特性…北斗市・本社

2024-01-14 14:20:29 | Weblog
エアコンの消費電力特性…北斗市・本社
北海道は今日も最高気温が氷点下の真冬日です。
北海道は、この1月10日過ぎから2月中旬までの気温がもっとも低くなる期間です。
昔は、北海道でのエアコン暖房など考えもしませんでした。

エアコンは、冷媒ガスを室外機に循環させて外気温から熱を運び、その熱を室内機で室温を加温する装置であり、熱源がある訳でありません。
したがってエアコンは、ヒートポンプの一種。
これは外気温から熱を吸い上げるポンプだと云う意味です。

特にエアコン稼働は、気温5度の室温を20度まで上げる初動時に膨大な電力を使います。
室温が、一旦20度に温まりますとエアコンは自動的に稼働を停止します。
室温が下がった分だけ微小稼働で加温をする際は、極めて微小な電力で済みます。

したがって住宅の断熱性能は、エアコン消費電力に大きく関わります。
断熱性能が悪く、隙間の多い住宅は、エアコン稼働が常に劣悪な状況となります。
しっかりと断熱気密を施した住宅では、エネルギー消費効率(APF)が高く稼働します。

APFとは、1kwの消費電力量でその何倍の熱を運べるかを数値化したものです。
昨今のエアコンは、「APF5」くらいが普通であり、1kwで5kwの熱を加温できます。
但し稼働時は、1kwで1.5kwと低く、それがしだいに高くなり5kw以上になります。

定格5kw性能のエアコンでもFPFは状況しだいでは、6kw、8kw、場合によって10kwを超える場合があります。
稼働効率を上げるには、断熱気密の性能とエアコンの使用方法をフィットさせたときです。

写真は、ファース本部本社近くにつくった「ファースの家」モデルハウスですが、最新の技術を行使して建築しました。
是非、体感してください。

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量より質の家づくり…北斗市・本社

2024-01-13 16:35:07 | Weblog
量より質の家づくり…北斗市・本社
地域密着の工務店は、その地域に生き続けなければなりません。
住宅産業はクレーム産業とも云われますが、クレームから多くを学びます。
それを早急に改善の具現化できるのは、地域密着工務店の強みでもあります。

お施主様は、多額の資金投入を行って家づくりを行います。
お金を支払い、ひと晩過ごすと色々な事に気付くのは、極めて自然なことです。
翌日にお施主様から掛かってくる電話の殆どは、クレームだと云う場合もあります。

特に私達のような地域密着工務店は、お施主様の近くにあるのです。
お施主様からの連絡は、クレーム(苦情)でなく気づきを与えてくれる連絡なのでしょう。
昨今は、量より質の時代となり、アナログとデジタルを交互に活かせる時代でもあります。

つくり手には、「優しさ」や「真心」が込められたアナログと、利便性と迅速さのデジタルで融合させる時代となりました。
もっとも重要なのは、住んだお施主様が本当に幸せになれたかどうかです。

竣工した家は、生き物と同じでお住まいになった施主様と一緒に、施工工務店とが協働しながら育て上げて行くのです。
それには、育てるに足りる、付加価値の高い家でなければなりません。
「ファースの家」は、湿度管理(調湿)が出来て全館完全輻射熱冷暖房方式の日本唯一の住宅システムです。

お近くのFAS加盟工務店の「ファースの家」で体感して下さい。
画像は、ファースの家見学会場の入口の様子です。

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人工衛星打ち上げ成功と日本の住宅断熱…北斗市・本社

2024-01-12 17:24:15 | Weblog
人工衛星打ち上げ成功と日本の住宅断熱…北斗市・本社
今日午後2時過ぎ、種子島宇宙センターから発射された情報収集衛星「光学8号」は、予定の軌道に投入され打ち上げ成功となりました。
「光学8号」は偵察衛星でもあり、北朝鮮の動向なども監視できるそうです。
人工衛星の打ち上げには、ロケットエンジンや衛星本体の細かな技術や細工が伴います。

このような世界に誇る技術力の高い日本ですが、住宅断熱は先進国で最低です。
G7「先進七か国」の中で住宅の断熱性能が義務化されていないのは日本だけ。
中国や韓国も住宅の断熱化は、義務化されているのです。

世界でも極めて難解な人工衛星打ち上げ技術を持っていることは、あらゆる面での技術に精通している証でもあります。
しかしながら本州の殆どの住宅は、冬の寒さに堪えられません。

この冬の寒さは、高齢化社会になり高齢者医療費負担が押し上げる要因となっています。
省エネでの効果より、高齢者の疾患率を下げる方がはるかに負担軽減になる事は明白です。
本来は、2020年より断熱義務化になる予定でしたが何故か延期になっておりました。

高齢者医療費負担の多さに気付いたのか、2025年4月より施行されることになりました。
温かい家で暮らす高齢者の疾患率は、確実に低下する事が色々な調査で解明されています。
技術的課題でなく、ハウスメーカーなどの圧力で行政的に踏み込めなかったと思われます。

私達ファースグループは、30年前から来年義務化になる断熱住宅を造り続けてきました。
画像は「ファースの家」の天井裏エアコンの設置状況です。
このエアコン一台で、ほぼ全館を完全輻射熱冷暖房方式での冷暖房を可能にしました。

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マスコミ情報の真偽…北斗市・本社

2024-01-11 17:14:19 | Weblog
マスコミ情報の真偽…北斗市・本社
私達が普段見ている新聞やテレビ、ラジオ、インターネットなどを介し、不特定多数の大衆に対して大量の情報を提供することを「マスコミ」と云うのだそうです。
マスコミは、発信者から情報の一歩的な伝え方です。

意の介さない情報には、心の中でブツブツと文句の一つも云いたくなります。
それでも放送局は、発信する内容に関する責任が生じるため、一定の信用力があります。
また即時性、伝達力などは、マスコミが多いに存在感を発揮しているようです。

中でも芸能人など有名人の「スキャンダル」は、視聴率が高いのだそうです。
人様のスキャンダルには、全く興味などありませんが何が面白いのか…
不祥事、汚職、不正事など世間から反感や物議をかもし、面目を損なうような事項です。
このようなスキャンダルが何故に視聴率が高いのかは、まったく理解できません。

テレビでは、能登地震の様子が放映、被災者の辛さに同情し出来る支援をしたいと思います。
そのテレビのチャンネルを変えると、有名人のスキャンダルが放映されていました。
ある芸能人は、スキャンダルが放映されてこそ一人前なのだと云います。
中には、意図的にスキャンダルを創り上げてリークする事もあるとかないとか……

京都大学の佐藤卓也教授は、昨年聴いた講演で現在の情報は事実と真実とが揺らおり、この「あいまい情報」のなかで暮らすための知恵が必要だと言い切ります。
むしろ曖昧さは、その曖昧さを大切に出来ることに意義があるとも。
マスコミ情報は、それも『あいまい情報』の一環だと思えば対応が出来そうに思われます。
画像は、テレビで絶賛したWBCでの大谷翔平選手ですがこれは、真実そのものです。

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好奇心の保持こそ健康の秘訣かも…北斗市・本社

2024-01-10 17:14:06 | Weblog
好奇心の保持こそ健康の秘訣かも…北斗市・本社
好奇心がなければ、見たモノ聴いたものの総てが当たり前になります。
ラジオから聞こえる音は、どうしてこのような小さな箱から音が出るのだろう。

ラジオは、空中を飛んできた電波を捉え、箱の中の振動版を震わせて音を醸し出します。
この説明で、テレビや無線機なども何となく仕組みは解るような気がします。
先ずは、何故だろうと思う事がとても大切なことなのでしょう。

子供の頃の好奇心は、大人になるにつれてしだいに希薄になります。
米を炊飯器に入れてスイッチを押せば、美味しいご飯が出来上がる事が当たり前です。
ご飯が自分の口に入るまで、炊飯器に入るまでの米は、何処でどのようにと思考してみれば好奇心が湧きます。

私達の行う家づくりでは、地盤調査や基礎、土台、大工仕事、設備や屋根、内装などと思考すると数十社、何十人もの人たちの関りが必要です。
確かに工務店に頼めば家は出来上がりますが、多くの方々の尽力が伴います。

「好奇心」を辞書で調べると『珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心』と出ます。
私は単純に「何故?」と思うこと総てが好奇心だと思います。
この好奇心を常に失わないことは、成長し続ける原動力になります。

好奇心と偏差値は、関係しないと私は思います。
勉学ができ偏差値の高く好奇心の高い人は、ノーベル賞クラスの仕事を成し得ます。
ノーベル賞はともかく好奇心を失わない事は、何らかの社会貢献できる前提と思われます。

画像は、多層断熱ガラスですがUA値0.23w/㎡hとグラスウール断熱材200㎜に相当する断熱力があります。
これも好奇心から試作品をつくり、結果は驚きの数値でした。

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雪国の冬の飛行場…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社

2024-01-09 16:50:00 | Weblog
雪国の冬の飛行場…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社
今年の初出張は、東京都内でした。
今日の羽田空港は、気温11度の快晴で陽射しの強い場所で日向ぼっこも出来そうです。
その東京からの飛行機は、函館空港のスポットに入るのにとても時間が掛かりました。

入るスポットは、出発の飛行機の上に積もった雪を取り払うのに時間を要したようです。
飛行機の窓から様子が見えますが、色々な器材を使用して懸命に除雪を行っていました。
駐機場に止まっている飛行機にも雪が積もり、飛び立てなくなるのです。

画像は、除雪を終えてスポットから誘導路に出て、滑走路に向かう飛行機です。
その飛行機の向こうには、函館山が瞬間的に見えました。
今日は、「条件付き飛行」と云う、着陸できない場合は新千歳空港もしくは羽田空港だと。

厚い雪雲の中を大きく揺れながら雲間を探し、予定より40分遅れで着陸しました。
40分遅れなど、新千歳空港や羽田空港引き返しなどから見たら問題なしです。
以前に猛吹雪の中の着陸時には、乗客から拍手が沸き上がる事もありました。

乗っている我々乗客が手に汗を握っているのですから、操縦桿を持つパイロットの緊張は想像をはるかに超えます。
北海道に住んでいて全国にFAS加盟工務店が存在することは、出張業務も多いのです。
いままでにも、新千歳空港の着陸や羽田空港に引き換えされた事もありました。

「ファース工法」は、雪国に暮らすからこそ出来上がった住宅システムでもあります。
調湿機能があり、乾燥する真冬や高温多湿の日本列島の何処の地域にもフィットします。

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今年の初出張…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2024-01-08 19:43:19 | Weblog
今年の初出張…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内
成人の日の今朝も、-3度で明けた北斗市です。
そのファース本部の北斗市本社で、相談メールなどに対応後に函館空港から羽田空港(画像)、そして東京都内に移動してきました。

9日火曜日の仕事始めなので本社や東京事務所は明日からの始動となります。
今日は建築学会・温熱部会の新年初部会に出席してきました。
羽田空港は、元旦に起きたⅭ滑走路上での事故の後始末がようやく終わったようです。

ファース本部は、全国各地にファースグループ工務店が活動しており、出張も多くなります。
「犬も歩けば棒に当たる」と云うことわざがあります。
色々な情報も入るし、事故に見舞われるリスクもあると云う事でしょう。

出歩いて五感から感じた情報をもとにして、新技術を探求しています。
また各地域で頑張るFAS加盟工務店の活動からは、求めている内容を知る事が出来ます。
温熱部会では、住宅温熱システムとその技術的背景などの意見交換です。

出歩かなければ真の情報にも在り付けないと云う事です。
「犬も歩けば棒に情報に当たる」
パソコンで見る情報と、出掛けて肌で感じる情報では、受け止め方が全く異なります。

その「異なり」とは何かに気付くようになると本物です。
気付かないものは、パソコン上でも得る情報が変わりません。

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経営者の舵取りの難しさ…北斗市・本社

2024-01-07 14:36:50 | Weblog
経営者の舵取りの難しさ…北斗市・本社
今年は、明日8日が「成人の日」の祝日なので9日から仕事始めとなります。
私達のような経営者は、社員の給料や税金など支払わなければなりません。
その上で会社の利益をあげる必要があります。

利益は、売り上げから原価と販売管理費を引いて残ったのが利益です。
経営コストには、原価などの変動費と、人件費や光熱費などの固定費(コスト)があります。

そのようなコストは、数値で見えるため顕在コストなどとも云います。
厄介なのは見えないコストであり、潜在コストとでもいうのでしょうか。
潜在コストは、「機会費用」と云うのが正確なのでしょう。

機会費用とは、時間の使用、消費の有益性・効率性に関する概念です。
簡単に云うと、最大利益にならない選択肢を選んだ時のコストです。
経済学上の費用から会計上の費用を引いた費用が、機会費用となります。

会社は、何もしなくとも社員給与などが重なって行きます。
しかし年末年始休暇や土日祝日の休みは、仕事漬けの社員に鋭気を与えるために必須です。
つまり会社に利益を与えるためにこそ、休日は必要不可欠であると云う事です。

機会費用をどのように稼働時に生かすかは、我々経営者の大きな責務でもあります。
ファース本部は、自社社員、FAS加盟工務店の経営者や社員にも影響を与えます。
更にファースグループ企業の利益は、お施主さまを幸せにした分が加わるのです。

さて今年の全国大会は、北海道釧路市で6月13日木曜日に開催となります。
画像は全国大会の様子ですが、釧路市は摩周湖や丹頂鶴や釧路湿原などと名所があります。
2024年6月13日は、北海道釧路市での「ファース全国大会in釧路」に日程を組んで下さい。

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心に残るスピーチとは…北斗市・本社

2024-01-06 15:49:00 | Weblog
心に残るスピーチとは…北斗市・本社
新年会合の挨拶では、冒頭からの喋り出しが誰も同じになるようです。
あらかじめ用意してきた文章のようで、前の人と同じに内容になる場合は多いのです。
挨拶するお歴々は、社会的にも高い立場の方々でスピーチ慣れした人達ばかりです。

次々と会合をはしごしているようで、スピーチ直前に現れ、早々と退席します。
緊張感のない挨拶慣れは、聴く人の心に残る話が殆どありません。
前後に登壇する方の話を聞いていないため、前の登壇者と矛盾する話もあります。

私自身も、場慣れ、挨拶慣れをしている方かも知れません。
私は、その会合の主催者からその会合趣旨を充分に聴き込みます。
開催前に着座して雰囲気を見定め、自分の後に登壇される方がいる場合はその方の肩書きや立場を把握した上で登壇する事にしています。

挨拶は、3分間プラスマイナス30秒が厳守です。
聴衆者に対しては、この3分間でひとつでも心に残せる内容をと心がけます。
聴衆者の心情に浸透するスピーチを目指す事は、常に緊張状態にあります。

新会員の紹介で、その初々しい挨拶は、とても心魅かれる内容のものがあります。
経験の少ない人は、緊張感で全身が高揚しており、スピーチに魂が入るからだと思われます。
スピーチだけでなく会社経営にもおいても程よい緊張感は、必要なのでしょう。

今日は正月5日目、総務課スタッフが出社、溜まった会計簿記のチェックを行っています。
能登地震で被災された方が気掛かりですが、北斗市本社(画像)は何事もなかったように佇んでいます。
この正月は天候に恵まれ、今日も終日気温+3度くらいで推移しました。

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令和6年北斗市新年交礼会…北斗市・本社

2024-01-05 14:35:18 | Weblog
令和6年北斗市新年交礼会…北斗市・本社
恒例の新年交礼会ですが新型コロナの影響で今年は、4年ぶりに会食付きのリアル開催となりました。
冒頭に市長の池田達雄氏は、元旦に発生した能登地震で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災者に皆さん方にお見舞いを述べました。

まさに新年元旦16時10分ですから家族が、水入らずで過ごしていた時間です。
震度7の極めて強い地震で多くの建造物が倒壊、その下敷きとなって亡くなった方、その後の津波で行方不明になった方も多く大惨事となりました。
おめでたい正月気分も能登地震の自然の驚異には、誰もが絶句しかありません。

しかし新年スタートの交礼会ですから、前を向いてポジティブな思考を持つ事です。
池田達雄市長も、自然災害は何時、何処で、どのように発生するかは誰にも解りません。
常にその備えと心構えだけは、持ち続けていると述べておりました。

私達ファースグループは、全国各地にFAS加盟工務店が活動しており「ファースの家」が建築されています。
ファース本部は、どこで災害が起きても心配がよぎります。
能登地震では、震災地に「ファースの家」の建築はないようですが連休明けに詳細が判明します。

今日の令和6年北斗市新年交礼会には、色々な方面から240名の参加者がありました。
4年ぶりのリアル開催ですから、4年ぶりでもまったく変わらない方、一変した方なども。
それでも池田市長の前向きな気配りにより、誰もが前向きに良い年にするのは自分達なのだと自覚した様子でした。

また自民党8区衆議院議員候補予定者「向山じゅん」さんの明るい笑顔は、参加者の気持ちを和らげる華的な存在でもあります。
挙って応援する気概も相乗したと思われます。

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2024ファース本部のSDGs実践…北斗市・本社

2024-01-04 14:51:00 | Weblog
2024ファース本部のSDGs実践…北斗市・本社
SDGsは、「誰一人取り残さない社会の構築」という崇高な理念のもとに国連サミットで構築されました。
ファース本部は、2016年に工務店として国内で一早くSDGs宣言を行っています。

ファース本部本社のある北斗市は、市長の池田達雄氏がSDGs宣言を公約に当選した唯一の自治体首長です。
北斗市は、3項のすべての人に健康と福祉を、4項の質の高い教育などを重点的に実践しています。

昨年は、国連のグティエレス事務総長がSDGsの2030年までの開発目標がとても厳しいと苦言を呈しておりました。
ロシアによるウクライナ戦争の勃発、イスラエル紛争などが大きな要因です。

戦争が始まるとSDGsの理念が根本から揺らいでしまいます。
あの国連常任理事国のウクライナ戦争を仕掛けたロシアと、イスラエルを支持する米国が率先して採択させたSDGsです。

私達、地域に根差す工務店としては、「つくる責任」については造って終わりではなく、建物や家を育て行く認識が必要だと思っています。
「クリーンエネルギー」に関して、当社は技術革新にも積極的に取り組んでいます。

私達ファース本部は、省エネルギー部材の研究開発などを懸命に行っています。
三層ガラスをさらに複層化することによって断熱効果を高めた製品開発を、自社敷地内に実験棟を造って進めています。

しかしながら、どんなに優れた部材を造っても戦争勃発で総てが台無しになります。
2024年は真に国連サミットで採択されたSDGsが進捗できる年にしたいものです。

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正月3三日のルーティーン…茅部郡森町~上磯郡知内町~北斗市…北斗市・本社

2024-01-03 15:09:15 | Weblog
正月3三日のルーティーン…茅部郡森町~上磯郡知内町~北斗市…北斗市・本社
正月3日も天気は穏やかに推移した北斗市です。
その中で能登地震での死傷者の数は、次々と多くなり切ない気持ちになります。
一方で羽田空港JAL機事故では、乗客乗員の総てが退避した事に賞賛の声が多くあります。

400名近い旅客機が、滑走路上の小型貨物飛行機と衝突炎上しました。
数名の貨物機のクルーの死亡は、残念でありご冥福をお祈りいたします。
一方では、炎上した旅客機の乗客357名と乗組員12名が無事に脱出できた事は奇跡的なことです。

そのようなニュースをカーラジオで聴きながら妻を伴い、北斗市から北に40㎞の茅部郡森町の「森三吉神社」そして北斗市経由で西に40㎞の上磯郡知内町の「雷光神社」を参拝し、妻の実家に新年の挨拶をして来ました。
森三吉神社への拝礼は、母が元気な時に「お前達の夫婦の守り神は秋田県の大平山三吉神社」だと知らされ、毎年秋田まで子供も連れて参拝に行っておりました。
その秋田三吉神社で修業を積んだ宮司さんが森三吉神社を創立された以後は、森町に初詣を欠かさず行っています。

妻の実家は神道で、仏壇がなく亡くなることは神になるためのお祝いをします。
妻の両親も既に神なっておりその神前は、妻の兄が護っています。
画像は愛車クラウンの計器ですが、何の不満を云わない車が愛おしくなります。

さて、今年は辰年ですが年明け早々に幾つもの出来事があります。
良いことも、悪いこともあるのが社会なのでしょう。
良くするためには、私達の度量が試されているような気もします。

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過ぎて行く時間の中で…北斗市・本社

2024-01-02 14:35:33 | Weblog
過ぎて行く時間の中で…北斗市・本社
今日は、正月2日目となりました。
昨日の元旦の朝のテレビでは、大晦日に東京都山手線の浜松町駅でビル火事があり、報道ヘリコプターからの画像が放映されておりました。

その画像には、火の出ているビルと同時に、その隣ビルに入る福地建装ファース本部・東京事務所も映っておりました。
大晦日なの3名のスタッフは誰も知らないと思います。
昨日は、その東京事務所に勤務のスタッフが帰省した富山県氷見市で地震と津波の発生。
30名の人が亡くなり、多くの家屋が倒壊しています。

今朝、北陸担当のスタッフに電話をしたら彼の実家が氷見市にあり帰省中で役所の準備した避難所にいるとの事です。
北陸エリアは、彼の担当なのでファース工法のユーザーさんと連絡し合っていました。
現在のところファース関連者には、大きな被害は無いとのことです。

むしろ「ファースの家」の施主からは、殆ど揺れを感じなかったと評価されたそうです。
「ファースの家」は、柔軟な樹脂でシームレス状に家を包んでいます。
その樹脂断熱材は、基礎コンクリートと土台の間に25㎜ほど敷き込まれており「ファースの家」は、スポンジの上に載っているような構造になっています。

そのクッション材が、上手の地盤の揺れを吸収してくれます。
過去には、3・11震災、中越地震、熊本地震、阪神淡路大震災でも現地の「ファースの家」に大きな被害はありませんでした。

可燃樹脂なので火災時の対応性には、色々な工夫を施していますが万全ではありません。
今後は、更なる研究開発を行いながら完成形を追求して行きます。

箱根駅伝では、青山学院大学が往路優勝(画像)しました。
原晋監督に復路の意気込みを聴いたら、「明日は何が起きるか解らない」との事です。
私達は、何が起きても対応できるような心構えや装備も整えておく必要がありそうです。

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