豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

間もなく総選挙の舌戦が始まります…北斗市

2009-08-17 19:32:48 | ファース本部
企業などの組織を運営するにあたり最大の不幸は、能力の劣るものが能力の優れたものの上に位置する事であると言われます。組織内で発生するトラブルの多くは、ここを源にしているそうでが、全ての面で部下より優れている上司などは決して多くないと思います。

弊社においてもトップである自分よりは、多くの面で社員の方が優れていそうです。夫々の持分や役割があり、そのチームワークで組織は成り立っているのでしょう。しかし、優れた上司は、常に部下よりも優越した人間になろうと努力する姿勢が大切のようです。

幹部の存在価値は、自分より優れた部下を何人持っているかで決まると言います。上司の知力、技能などは、いくつかのうち部下より多少なりとも劣った方が好都合の場合もありそうです。しかし、絶対に劣ってならないものは、責任感、包容力、慣用性と統率力などでしょう。

昨夜のテレビドラマ「官僚の夏」では、所管大臣が、自分の存在感を得ようと優秀な官僚である次官以下の部下やマスコミに対し、目先だけの軽はずみで過った発言を行い、せっかくの法案が廃案になった失政を演じてしまうと言う内容でした。

間もなく告示される総選挙を前にして、どの政党や政治家も自らの信ずるところを捨て、票取り合戦にだけに奔走すると国民には、その希薄さが貧しげに透けて見えるものです。国民に対して将来的な希望を持たせ、そのビジョンに向かい、みんなと一緒に立ち向かう姿勢が求められます。

討論番組を見ているとライバル政党の政策を批判し合うと言う、極めて低レベルの舌戦に聞こえます。相互が持っていないものを補填し合うと言う行動は、政権奪取のための選挙メカニズムとして、とても無理な事なのでしょうか。

自分が出来なかったら出来る人に委ねると言う度量も慣用性も必要と思われます。任せるに足りる存在が居ないくらい不幸な事はありません。
それは、政治活動も企業運営も共通性があり、多くの人々の思考や行動の整合で成立しているからでしょう。

今日は連休明けの役員会議で、下半期の行動規範で仲間を信頼し、任せ合うための合意策定を致しました。
窓を開ければ冷たく感じる風が入る今日の北斗市でした。
写真は先ほど自宅前で撮った庭の松と北斗市の夏空です。
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