豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

北海道新幹線が「新函館駅」の名称は…北斗市

2012-11-30 17:57:15 | ファース本部
3年後には、いよいよ津軽海峡を潜って新幹線が北海道にやって来ます。
駅名は暫定的に「新函館駅」と言っていますが、今この駅名で論争がおきています。
この「新函館駅」は函館市に新幹線関連の路線や操作場などの敷地が加わっていません。

函館市街地からも遠く、「新函館駅」と現在のJR函館駅を結ぶ交通網の設置負担なども明確でないのです。
2006年、旧大野町と旧上磯町が合併して誕生した「北斗市」は、「北斗」の名称を加えるべきと提言したのが駅名論争の発端です。
この駅名論争は、北斗市誕生とともに浮上した問題です。

これは「新函館駅」の建設地の全てが北斗市(旧大野町)区域内にあるためですが、この駅名に「北斗」を加える提唱に対して函館市議会は激しく抗議を。
函館市は、北海道新幹線を誘致のために何十年も頑張って来た実績があります。
まして「函館」を駅名にした方が「絶対的知名度が高い」ことを理由にしております。

先般、北斗市の高谷寿峰現市長は、「北斗函館駅」とするようJRに求めました。
98年の新幹線ルートの計画が決定以来「新函館駅」が使われてきました。
北海道の歴史的な観光都市である函館市は、この「新函館駅」に拘る理由も理解できます。
しかし、敷地の他には、開通後の在来線存続に北斗市側への多大なコスト負担もあると。

ともあれ新幹線開通の恩恵を利するためには、北斗市や函館市だけでなく道南周辺の広域自治体の強力な連携体制が不可欠です。
駅名がネックで周辺自治体が仲違いしている場合ではありません。
私の住む北斗市や函館市には、駅名の命名権利などありません。
命名権の持つJR北海道の結果に委ねるだけでは。

駅名論争をよそに工事は着々と進捗しております。
写真は先ほど撮った北斗市の総合文化センターにも新幹線開通の垂れ幕が小雪の中に掲げられている写真です。
さて、明日はその「新函館駅」の近くに竣工したファースの家の竣工体験会の開催を。
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