豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の温熱性能を解く…北斗市

2012-12-01 16:47:49 | ファース本部
家づくりを計画するときは、その敷地に対してどのような形状のプランを構成するか。
構成とは、道路とのアプローチと玄関の位置、居間などの日当たり確保を思考し、平面プランで間取りなどを行い、次に立面などの外観レイアウトなどです。

生活動線に基づく間取り、キッチン、家具、建具、内装などは、思考すると楽しくなって入り込みます。ここで決定的に抜け落ちているのが「温熱性能」なのです。
建具や家具、キッチンセットなどは、いわば消耗品で取り換えが容易です。
壁の中や天井裏、床下などに備わっている断熱材、気密層などは、取り替えが困難です。

家が出来てしまえば、手を入れることが極めて難しい、これらの断熱、気密などに関わる部材は、その素材性能と施工技量で、住み始め、住み続ける一生涯の幸福度に関わります。
寒い、暑い、冷房や暖房費用が高額、メンテナンスの回数が頻繁などストレスに。

間取りや立面、平面、キッチンセット、内観、外観などは、家が竣工するまでの願望を具現化する内容です。
しかし表面化しない家の温熱性能は、住み始めてから住む人の健康と家の健康に大きく関わりを持ってきます。
賢明なお施主さんは、この温熱性能に拘ります。

写真は、私達が全国展開している「ファースの家」のコントロールユニットです。
天井裏に高機能エアコンが備わっていて暖めた天井裏暖気を強制的に床下に送り込みます。
床下に送られた暖気は、外皮(外壁内側)の通気層を通って循環します。

写真のユニットには外気温1℃、エアコンのある天井裏20℃、床下16℃、室内19℃と表示されています。
この温度分布はエアコン稼働させた12時間後に撮ったものですが、先ほど確認したら外気温マイナス3℃、室温21℃、天井裏23℃、床下19℃になっていました。また家中の湿度を構造全体で一定にする機能も備えています。

構造全体が熱を蓄熱するため時間が掛かります。
明日は天井、床下、室温がほぼ同温になります。構造部材に蓄熱するため2・3日の停電も充分に過ごすことが可能です。
明日も開催しています。下記のオフシェルサイトで場所を見て体感を。
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