
私達の家づくりでは、全館の輻射熱冷暖房が大きな特徴です。
輻射熱暖房とは、輻射熱、つまり遠赤外線の熱線による熱のことです。
太陽の光と同じく赤外線のあたっている部分が暖かくなる現象です。
私が開発したのは、天井裏設置のエアコンの暖気を送風機で強制的に床下に送り込み、床下の気圧があげます。
行き場を失った空気が外皮に設けたインナー通気層を通じて天井裏に戻り循環します。
(画像参照)つまり、床面、壁面、天井面から発する熱が輻射熱です。
夏場は冷気で天井裏を冷やし、一部を床下に下ろして循環させます。
輻射熱は空気を直接温めないので、空気の乾燥度合が少なくて済みます。
床暖房は床面から発する熱で家屋内を温めますが、熱の発した床に直にいるとしだいに不快になる場合があります。
輻射式暖房は、家屋全体を暖めるのには適していないとの課題がありました。
大きなビルなどの建造部をシステム的に温める手法として考えられてきたからです。
私は、小さな家なら寒冷地でも天井裏エアコン1台だけで冷暖房を可能に致しました。
昨日、今日と北斗市で体感会を行っている「#ファースの家」64坪(210㎡)では、3台のエアコンで家中の総てを23度にキープしております。
このファースの家は現在、道北から本州最南端、沖縄でも建築されています。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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