今日の北海道は全域で最高気温が-5℃で今年最低の極寒日だったようです。
最低気温が-10℃を下回りそうな日々は、年明けまで続くとのことです。
現在のファースの家は、全てをエアコン暖房(夏は冷房切替)ですが標準です。
写真は現在、外気温-8℃で断熱中の執務室(ファース工法でなし)のエアコンです。
エアコン暖房は外部から熱を汲み上げ、その熱を暖房として活用しています。
暖房しているエアコン室外機から猛烈に冷たい風が吹きでていますが、周辺の空気から10℃の熱を吸収し、その熱を室内に運び、室温にその10℃を加える仕組みになっています。
室外機の冷媒ガスは触れた外気温より10℃低くなるような特性を持たせています。
外気温が-10℃の時は、冷媒ガスが-20℃となり、その10℃を室内に運んでいるのです。
室温5℃の時は、エアコン室内機から放つ熱は10℃加えた15℃です。
家の断熱性能がしっかりしていると、室温が温まり易く20℃で放出温度30℃となります。
このような断熱住宅では、暖房設定の温度23℃にしておいた場合、自動制御で逃げる熱量分しか稼働しないため、エネルギー消費効率(COP)が極め高く、省エネとなります。
エアコンは価格よりエネルギー消費効率(COP)を確認すべきです。
COPとはJIS規格のエネルギー消費効率ですが現在は多くが「APF」と記載されています。
APFとは、JIS規格でなく、シーズンアベレージの事で実際の数値に近くなります。
APF5の場合は、電力消費1kwで五倍の5kwの熱を運び上げる暖房性能がある事です。
前述した室温5℃の場合で断熱性能が伴っていない場合は、いつまで経っても室温が上がらず、COPの極めて悪い状態でエアコンが稼働し続けます。
真に温かく省エネ住宅は、断熱性能とエアコンのエネルギー消費効率が要点なのです。
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