豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

チャンアン世界遺産を訪ねて…チャンアン名勝・遺跡群

2020-01-09 19:11:47 | ファース本部

今日は、ハノイ市内から車で2時間の場所にある、ベトナム代表的な観光地として、ハロン湾とともに有名な世界遺産のチャンアン湖を見学してきました。
実習生受け入れの実務を行う株式会社DECO国際、チユオンさんのアテンドです。

昨日の面談した実習生の殆どが農業を手伝いながら、研修センターに通っております。
ベトナムの主力産業は、やはり農業で米づくりなどを主体としてコーヒー豆の栽培も行っていると云う事です。

今日見学したチャンアン湖で、私達をボートに乗せて洞窟をくぐり抜け、湖面を漕いでくれた方(写真)も、この仕事を終えてから作業のため、農地に戻るそうです。
今この時季のベトナムは、旧正月ペソを前にして観光地の何処も暇で、写真のオバちゃんが、私達を乗せるまで待った時間が2日半だそうです。

約2時間半のチャンアン湖と洞窟巡りですが、この仕事で受け取る給金が日本円で1,000円くらいだそうです。
それでも屈託のないこの笑顔が素晴らしいと感じました。
渡したチップの1,000円を受け取り、はにかんだ笑顔は、お金で買えないモノを見た気がします。

実習生の多くは、日本で一生懸命に働き、給金をから送金したいと話しておりました。
このボート漕ぎのアバちゃんに子供がいれば、昨日決めた実習生の母親の年代です。
生活は貧しくとも、心は豊かな人たちばかりなのだと感じます。

平々凡々と日々の暮らしをしている我国の人々には、ベトナムのような発展途上国の民衆の暮らしと人間性を勉強する機会を与えたいものです。
貧しくとも笑顔で暮らせる環境こそ、SDGsの理念に合致しているように感じます。

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