豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本人に学ばせたいベトナム人実習生の日本教育…ハノイ市内

2020-01-08 18:28:45 | ファース本部

ヒトの目を見てしっかりと話せるようになる。
挨拶は歯切れよく、言葉だけでなく態度でも礼を質す。
真っ直ぐ前を見て、元気に大きな声で話す。
人前での礼を質す際の基本なのでしょう。

今日はベトナム実習生を迎えるための面談テストを行いました。
2名の受け入れを決めるため、8名の面談希望者とヒアリングを行い、即時に2名の採用者を決定し、その2名の名前と受け継番号を報告しました。

二名の決定者は、一週間後から福地建装に採用される事を前提に研修センターの寮に寝泊りをして、日本語、日本の法律、日本の道徳、風習、マナーなどの研修を受けます。

今日は二名の実習生決定を行った後に行き先の決まった実習生教育センターの教室を訪問しました。
日本企業の経営者が来訪したのですから絶好の実施訓練となります。

写真は日本企業への採用が決まり、その企業に行く事を前提で勉強している光景です。
誰もが日本は素晴らしい国で伝統文化に優れており、そこで実習生活を行うことでお金も稼げて技術も習得し、それを祖国発展のために貢献できると信じて勉強しています。

日本人が日本を良くするためを意識して、仕事をしているだろうかと思ってしまいます。
寮生活を行う施設も見学しましたが、衣服が綺麗にたたまれ、靴が行儀よく並んでいました。
日本の職人達はベトナム人実習生から学ぶことが多いと思われます。

ベトナムは、ベトナム戦争という不幸な時代がありました。
日本も太平洋戦争に敗北しましたが、ベトナムはアメリカに勝利した国でもあります。
しかし戦争は、勝っても負けてもその代償の大きさは堪えがたいものです。

日本は敗戦後70年以上が過ぎ去り、世界的も「奇跡の復興」を遂げたと云われます。
確かに日本の戦後は、誰もが勤勉で誠実に働き、多くの技術や経済を発展させてきました。
いまベトナムは奇跡の復興を果たした日本から学ぼうと真剣です。
ベトナム人実習生の情熱に負けないような日本人になっているのかを問う事も必要です。

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