
先週は日本全国の各地からファース・グループの方々が参集しての全国大会を行いました。
その参加者の多くは工務店経営者や販売代理店経営者です。
経営者とは多くの社員の尽力で成り立ち、その生活をも保全する責任を負っています。
ヒトは、自分ひとりの生活もままならないヒトもいるものです。
経営者は、資金繰り、仕事繰り、ヒト繰りを行い、その社員の家族への配慮も必要です。
私自身も、ひとりの職人として過ごした時期がありました。
カラダを動かし、お腹を空かしてたくさん食べ、夜はぐっすり眠れたものです。
会社経営者には、不眠症の方が多いと云われます。
企業経営者だけが苦労しているわけでありませんが、苦悩の質が異なるのでしょう。
私のような創業者の殆どは、自分の全ての資産を担保にして事業投資をしています。
破綻すると云う事は、家や屋敷も含む全てを失うことになるのです。
それに加え社員や協力業者の生活基盤を担っており、相応の緊張は当然かも知れません。
我国の社会保障制度は、相応の生活が出来るようセーフティーネットが組まれています。
働かず、貧乏をしている人には、日頃の悩みなど少ないのでしょうか。
悩みの多いヒトほど社会的な責任を果たしているようにも思えます。
偉大なリーダーほど相応量の苦悩を乗り越えてきたのだと思われます。
大いに苦悩し、その苦悩をバネにして真のリーダーになって行くのでしょう。
写真は経営の神様と云われた松下幸之助氏ですが「苦悩の分だけ良い経営者になる」との格言を遺しました。
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