グラスウール250㎜断熱相当のガラス壁…北斗市・ファース本部

グラスウール250㎜断熱相当のガラス壁…北斗市・ファース本部
６０㎝角の多層ガラスを栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さまには、何枚も製作して貰いました。
那須塩原の星野アルミさんより、毎日のように試験体が送られて来て、実験室で加熱試験を繰り返しました。

その６０センチ角の試験体で数値の見えたものは、実験ハウス（写真）に1.2m×2mの大きさで、実際に一般住宅に取り付けられるような大きさで試験をします。
このように取り付けたまま、少なくとも3シーズンの春夏秋冬の経過を観察します。

夏場の３０度以上の暑さの時は内部が６０度にもなります。
冬場の氷点下10度以下の外気温でも陽射しがあれば＋２０以下にはなりません。
それと、強い台風や豪雨に晒させ耐候性をみます。

このような経緯をみながらファース工法の家づくりに採用されることになります。
現在は昨年暮れに竣工した私の自宅のファースの家に採用しています。

「これでもか」「これでもか」と繰り返して試験しなければ、大金を支払って、家づくりを行うお施主さまに満足をして頂けません。
満足の前に、クレーム対応で製品づくりなどは出来なくなってしまうのでしょう。

この多層断熱壁は、出来上がったばかりですが、専門家から注目をされるようになりました。
最近は一般紙の新聞社から取材要請がありました。
グラスウール250㎜相当の断熱性能があるため、ガラスだけの家づくりも可能となります。
いずれも「ファースの家」に限っての専用部材となります。

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