豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

世界に一棟の完全オリジナルの家づくり…北斗市

2020-02-29 15:58:50 | ファース本部

北欧の建物の多くはモルタルなどの塗り壁仕上げで出来上がっています。
その仕上げ具合は、決して日本のように綺麗ではありません。
凸凹も、仕上げむらも、味わいのひとつのような気がしてきます。
少し離れて見て見ると一棟、一棟に品性と格調があり、異なった存在感を醸し出しています。

我国では、経済成長の一翼を担った住宅産業ですが、どの家も特徴の少ない新建材で造られています。想像以上に個性が失われて来たように感じます。
元々日本建築の外壁は、殆どが左官屋さんによる、モルタルや土壁などで作られていました。

それが大量生産、大量消費の時代に入り、手間と期間のかかる「湿式方式」から、出来上がった外壁材を単に現場で打ち付けるだけの「乾式方式」に変わりました。
そのため腕の立つ左官屋さん等は、職種を変えるとか廃業の憂き目にあっています。

それが最近は、左官屋さんの仕事が繁盛するようになって来たように思います。
右も左も外壁材を、パタパタと張ってつくった家に違和感を持つようになったのです。
お施主様は、世界に一棟の完全オリジナルの家づくり、つまりは「#自由設計」の思考が増えて来たように感じます。

さて、新型コロナウィルス対応で土日は何処も閑散としているようですが、コロナウィルス対策でなく、年に何回かは何処へも出ない日があっても良いような気も致します。
写真は、都城市清栄建設さんが建てたファースの家ですが、寒い時も暑い時も、居心地がよく外へ出たくないそうです。

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