学ばない者は、人のせいする。
学びつつある者は、自分のせいにする。
学ぶことを知っている者は、誰のせいにもしない。
【サッカーの三浦知良選手の言葉】
一流プレーヤーになるとその人の言葉に多くの含蓄を感じます。
サッカーの三浦知良さん(写真)は、厳しい練習の中から爪弾きだした格言なのでしょう。
確かに学ばない者は、上手く行かない要因が自分以外の人にあると思い込んでしまいます。
懸命に学ぼうと努力している人は、自分の至らなさを強く感じるのです。
学ぶことを知っている人は、自分も含めたチーム全体の地力を問うのでしょう。
私達の建築業界でもこの格言は、このまま通じるようです。
特に私達経営者は、学ぶことに限界がある事などなく、生涯を学び通す気概が必要です。
ある工務店経営者は、経営の上手く行かない要因が社会の経済環境にあると云う人も。
好景気で何をやっても上手く行くときは、そこでまた競争原理が働きます。
数十年前のバブル経済時は、その環境に陰りが見えだした時点から、次々と倒産が相次ぎました。倒産した企業の経営者は、誰もが総量規制と云う金融引き締めが要因だとします。
バブル経済の時は、盛り場から帰宅するのにタクシー3時間待ちなど云う時代です。
バブルで大儲けするような機会には、その資金で岩盤財政を構築しておくべきなのです。
バブル経済とは、盛り場に消えた泡銭(あぶくぜに)から云われたのでしょう。
三浦知良選手の言葉を知っていれば、きっと失敗はしなかったと思われます。