豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

原発安全神話の裏返しでは…東京都内~羽田空港~函館空港~函館市内~北斗市

2013-06-22 17:09:59 | ファース本部
以前、スペースシャトルの失敗確率は10万分の1だと云われていました。しかしながらシャトル「チャレンジャー」は、打ち上げ後に爆発して、全員死亡の惨状でした。      
日本の原子力発電事故は「50億分の1、隕石に当たるような確率」と云われたのです。

ところが福島原発事故は起きて、いまだに収束もままならないが現況が続いてです。  
原発事故は、隕石が当たる確率と同等だとする「安全神話」に私自身も信じておりました。
日本の科学技術を過信してきた事を強く戒めています。

停止している原発再稼働を今や「原発安全」とは軽々しく云えず、云ったところで信用すらして貰えないのでしょう。
だからと言って、確実性の高い代替エネルギーの実現性を見出せないうちから心情的な、原発即廃止論は、安全神話の裏返しとも云えるのではないか。

善し悪しはともかく、原発も含めた我国の科学技術を世界に誇ってきた過去があります。
その技術力に裏付けされ、経済発展を遂げて来た事も事実でしょう。          
現在の原発エネルギー問題には、イデオロギーの要素が色濃くなっているように感じます。 

私達は地球上に在ってはいけない核分裂エネルギーを存在させてしまったようです。
しかし、このエネルギー開発のプロセスによって多くの技術を生み出し、その恩恵を享受してきたのも事実のようです。
存在する原発を安全に廃炉にする技術も必要なのでは。

発展途上国が原発建造を進めています。
我国が技術提供しなければ技術の不安定な他国の原発が増える恐れもあるとの声も。
世の中には100%、絶対安全の発電技術などは皆無です。
今や空気や水のような存在となった電気ですが、冷静で穏やかな議論が必要のようです。

さて、今日は台風一過の東京から函館に戻り、ファースの家竣工見学会(写真)に参加を。
この家は、全館全てを暖房、冷房を行い、時間あたり300wの電力消費です。
家の性能と使用法で可能となりました。

ここに集う人々も、省エネで過ごせる家づくりを目的にしております。
無垢で純真なエンドユーザーさまのためにも、冷静なエネルギー議論が求めれるのです。

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