豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

天井裏エアコンの先駆者と…北斗市~函館駅~新青森駅~仙台市内

2013-06-06 19:58:26 | ファース本部
天井裏に壁掛けエアコンを取り付けるなどとは、よっぽどモノ好きな輩の遣る事かも。
壁掛けエアコンは、室内の空気を吸い込み、暖房時は10℃加温する装置です。
冷房時は、10℃の熱排熱する作用が働きます。当然、室内機や室外機の周辺には、障害物を置けません。

エアコンは、幾多の安全装置がセットされており少しでも温熱停滞を起こすとエラー表示されて稼働停止します。
そのようなデリケートなエアコンを人のいない、しかも高さの無い天井裏に取り付ける等は、まさにモノ好き以外の輩は、試しても見ない事でしょう。

当然、ショートサーキット(エアコンから出た熱が直ぐに吸い込まれて冷暖房完了をサーチ)を起こして直ぐに止まってしまいます。僅か900ミリ程度の高さの天井裏にエアコンを取り付け、天井裏全体を均一に冷暖房を行うためショートサーキット防止対策がなされました。更には温熱を一気に床下に送るための温集熱ホッパーの開発も。

早速、自社施工のファースの家に取り付けてみると、これは予想以上に上手く行きました。
蓄熱暖房機の場合、冷房出来ませんので更に冷房エアコンが必要ですが、これは冷暖房を輻射熱で可能とします。しかし実績がありません。これを自社施工ではなく他の工務店さんが成果を出してからでなければ、胸を張って施工仕様書に落とし込まれません。

岩手県八幡平市の佐々木建設部長の林本一彦さん(写真)に、この天井裏エアコン設置方法を打ち明けると早速、建主さまと相談され取り付けは快諾されました。
ファース本部以外の工務店さまが施工した一棟目の天井裏エアコン設置でした。感謝、感謝です。
この一棟目から次々と構造改善がなされ、現在は殆どのファースの家に採用されています。

ファース本部は、施工工務店が建主さまからお叱りを受けるのが最も怖いのです。
林本部長のような先駆者がいなければ、この設置法は単にモノ好きな輩の道楽仕事に…
さて、今日は東北エリアでの研修会でした。明日はまた札幌に移動します。

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