豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりの適正価格とは…北斗市

2013-06-24 18:07:50 | ファース本部
価格が安価で品質の良い製品を購入したいと思うのは誰もが同じこと。
価格が安いと言うことは、量産して生産コストを下げる、利幅を小さくして量を売る、などの方法が考えられます。いずれも消費者、つまりエンドユーザーに影響がないように…

ところが最初から低価格が前提の場合は、時としてエンドユーザーに影響を与える場合も。
私達の住宅部材では、量産品価格の安くなるのが必然です。
また量産住宅メーカーは、ロット(纏め買い)購入でき、部材メーカーもコストが省かれるため、相当に安価で供給できます。
この安価さがエンドユーザーの購入価格に反映出来れば良いのですが。

量産住宅メーカーの価格は、地域の小さな工務店と対比して決して安価とはいえないようです。営業費に費用が掛かっているからでしょう。
地域工務店は、受注するまでの営業費に殆どお金を掛けておりません。
掛けるだけのお金が無いかからとも言えますが…

ハウスメーカーは、部材メーカーからダイレクトに仕入れ、現場直送となり、建主からの代金を直接受けします。
一方、地域の零細工務店は、地域の販売代理店から細かく部材を購入します。
地域の販売代理店は問屋から買い受け、この時点で問屋、販売代理店にお金が回ります。
当然ながらそこに落ちる差益の分が価格に上乗せになります。

つまり地域工務店の資材購入価格は安価でありません。
安価にならない分は、地域の販売代理店や協力業者などに分配しているとも言えます。
したがって地域工務店が建築した家に問題事象の発生した場合は、施工工務店、販売代理店、協力業者が一緒になって対処することが出来ます。相応のお金を支払っているから…

家づくりは、家に住んでから様々な事象に向き合って行ける体制が必要なのです。
賢明な建主さんは、そのような家づくりを行うことでしょう。

さて、今日は家庭裁判所での調停業務を終えて帰社したのですが気温19℃天気晴朗なり。
執務室から撮った函館山が、夕日に反射しています。明日は東京に移動を。

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