豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

不況が枕詞(まくらことば)のスピーチでは…北斗市

2010-01-12 18:08:06 | ファース本部
色々な会合に出る機会が多いのですが主催挨拶で「不況で喘いでいる中を云々」との言葉から始まる場合がとても多いのです。スピーチの枕詞は「お日柄も良く」とか「お足元の悪い中を」或いは「お忙しい中を」などが通常なのですが「不況云々」とは…

次に出てくる主賓も来賓も、不況云々の厳しい世相を話題にしている会合が多いのです。不況とは、お金を使わないから起きる現象です。
何故、お金を使わないかと言うと先行きに不安があるからでしょう。
我国は1000兆円もあると言われる世界一の貯蓄大国なのです。しかし、お金を溜め込んだまま亡くなって行くお年寄りも少なくないと言います。

それでも貯金をすると言うのは、お金を使う世相の雰囲気にならないからでしょう。首相や大臣が次々に替わり、国の在り方が問われております。
貯蓄しなくとも安心した将来像を描ける国家ビジョンを見せたら、市場にお金が次々と回り出す事でしょう。

政治家が悪いとか、マスコミが悪いとかの問題ではなく、私達国民が腰を落ち着けて政治や世相を監視して来なかった事にこそ要因があったように思われます。
社会的立場の高い人が、大勢の人前で「不況云々」を枕詞にしている限り、景気は良い方向に向かないのではないかと思えてなりません。

人の集まる会合でのスピーチは、我国の潜在的な可能性にスポットをあてた、明るくて朗らかな枕詞に終始すべきでしょう。
「皆でお金を使って景気浮揚させ、皆で幸せになろう!」……です。

最高気温0℃、最低気温6℃、真冬日の北斗市(写真は会議室から外を)でした。
気温は低くても心情で熱い気持ちを沸騰させましょう。
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