豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

自然と頭を下げる人物像に…東京新宿~東京上野~羽田~函館~北斗市

2008-11-20 19:43:28 | ファース本部
高級官僚と言われる人々は、子供の頃から常にクラスや学年のトップクラスで成績を修めて来ました。そして難関試験を受かって就いた高級官僚の地位です。官僚社会では、キャリアとノンキャリアがあり、高級官僚は30才代で税務署長などに就くといいます。

先日、官僚VS政治家と言うタイトルのテレビ番組が放映されていました。優秀な官僚にはディベート力も必要ですが、言い換えれば「言い逃れ術」と取れる問答のように思います。

現在の社会構成は、学校の勉強の出来る人は何でも優秀だと言う前提で社会が構成されている現実があります。松下幸之助さんは、中卒であっても経営の神様とまで言われる人になりましたが、勉強の出来なかった人が大活躍をしているケースが多く存在します。
高級官僚は、若年のままに地域の名士と言われる税務署長に就かせる扱いを受けます。
これは、帝王学的な目論みも在るのでしょうが、人間教育の基本が身につきません。

新人教育の基本は、「頭を下げるところから始めなさい」と言うのが基本です。
どんなに良い素材でも「最初からチヤホヤされて良い筈がない」と言えるでしょう。
人間社会は大勢の人々に支えられ、その人々の尽力によって構成されているのですから、その人間社会の営みを肌で感ずる事が何よりも大切なのです。
高級官僚の中にも立派な人が大勢いる事でしょう。しかし、どんな立派な人であれ、人様の営みに接して育たない限り、本当の人格者にはなれないような気がします。

写真は久々に弊社の東京事務所を訪問してくれた特殊換気装置メーカー㈱アルトピアの飯竹一城さん(左)と横峯良幸さんと撮りました。アルトピアと言う会社さんは、主に床下環境を良好保全するための様々な機材を開発して世に送り出しています。その優秀さを持ちながら横峯さん、飯竹さんは、常に、腰の低い謙虚で誠実な人柄が好印象を受けます。

今日は上野の西洋美術館で「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」絵画展を見学してきました。ここをアテンドしてくれた方が東京大学卒業の高級官僚です。3時間にわたりハンマースホイと言う画家の事を熱心に教えて戴きました。とても優しくて丁寧なお人柄ですが、高級官僚と言う事だけで人を判断してはいけないのだと強く感じたしだいです。

今日は小春日向の東京から吹雪で欠航になりそうな気候の中を北斗市の本社に帰社しました。
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