迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

読書

2006年07月17日 | 
週一で更新される某ブログに読書に関して書かれていました。
以下、引用。


本を読む事はとても大事な事なのですが・・・
ただ、読んでいるだけでは何の意味もありません・・・・。 何を何冊読めば良いとか言う事もありません。

クロッキーが基本的な絵のトレーニングなら、読書は頭の柔軟体操とウェイトトレーニングと言ったところではないでしょうか・・・。

つまり、適当にダラダラ読んでいるのは時間の無駄なのです。
これは、あくまで私の個人的(!)経験ですが・・・。
まず、「量」は平均で月に7,8冊のペース(50を過ぎた今の私には、とても出来ません!)で。
本の種類は世界文学を中心に種々雑多。そして、読み方は・・・・飛ばし読みです。

本の導入部( 約4,50ページ )でその本の質を判断し、時間の無駄だと思えばじゃんじゃん飛ばしてしまう事。 まあ、たいていどんな本でも一つや二つは勉強になる事柄があるので、それをつかめば十分です。
次の本へ進みましょう。この読み方は、頭の柔軟性とスピードを鍛えます。

注意しなくてはいけないのは・・・・、「 せっかく買った本だから、つまらなくてもしっかり読もう 」とか、「 飛ばし読みでは頭に入らないから、全部読もう 」といった観念にこだわってしまう事です。
これでは、頭の柔軟性やスピードを失います。つまらない本に貴重な時間をさいているヒマはないのです。
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私も若い頃は買った本は全部読まなければならないという使命感?を持っていて、つまらなくても我慢して読んでいました。
しかし、昔に比べて人生の残り時間が確実に減っている私には、つまらない本につきあっている時間はなくなってしまったので、つまらないと感じた本とはその時点でお別れすることになります。

確か、どこかの映画監督が最初の5分で観客を惹きつけられなかったらそれはダメな映画だ、と言っていたように記憶しています。
これは本についても同じことが言えると思います。

今週の週刊文春の亀和田武のコラムに「僕は夏目漱石の坊っちゃんを最後まで読んだことがない」というニュアンスのことが書かれていました。
実は私も坊っちゃんは読破したことがないのです。
世間一般には名作であっても、私にとっては名作ではないのです。

同じようにノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の作品は、一冊も読んだことがないし、読みたいとも思わないので、今後も読むことはないでしょう。

私のまわりでは誰も読んだことがないという、大江健三郎がなぜにノーベル文学賞を受賞したのか・・・、謎ですね。


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