迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

マスコミのご都合主義(訂正あり)

2006年05月09日 | テレビ・ラジオ・マスコミ
代表理事ら7人逮捕…更生施設の入寮男性死亡
名古屋市北区の引きこもり者更生支援施設「アイ・メンタルスクール」で先月18日、入寮中の男性(26)が死亡した事件で、愛知県警北署は8日、同施設代表理事の杉浦昌子容疑者(49)と男の職員4人、男の入寮者2人=うち1人は少年(16)=の計7人を逮捕監禁致死の疑いで逮捕した。杉浦容疑者は容疑を否認している。
杉浦容疑者と職員らは4月14日から同18日の間、ワゴン車内や施設内で、男性を手錠や鎖で拘束、不法に監禁し、外傷性ショックで死亡させた疑い。
同署は杉浦容疑者らから連日、事情を聞いた結果、男性が拘束された際、暴れて手足の筋肉が圧迫されるなどして死亡に至ったと判断した。男性に暴行を加えた可能性もあるとみている。(読売新聞) - 5月8日15時2分更新
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この杉浦容疑者は夕方のニュースの特集で何度も取り上げられたことのある人で、私もよく覚えている。
引きこもりや家庭内暴力で家族の手におえない子供を預かって、更生させることをしていた。
テレビで見ている限りでは更生施設でというよりも、個人よりもちょっと規模の大きなところという印象でした。
子供を家から引っ張り出してその施設に向かわせるシーンと更生した姿が番組のハイライトなのですが、テレビで見ていると彼女が子供に手を出すことはなく、今まで我慢してきた家族が子供に手をあげて、それで本人が自分の過ちに気付いて施設に向かうという感じでした。

戸塚ヨットスクールと同様、家族だけではどうにもならないから、このような施設に頼っている訳です。
それなのに家族は、強制的に連れて行かれることを聞かされていなかったようなことをコメントしていますが、そのようにしなければ家から連れ出すことができないことは家族が一番わかっているはず。

人を殺してしまったことは責められるべきですが、引きこもりしている子供を更生し、そのテレビを見て藁をもすがらざるを得なかった家族、何度もテレビで放送したマスコミにも応分の責任があると思います。

一部訂正します(5/10)
杉浦容疑者をテレビでよく取り上げていた人だと思っていましたが、杉浦容疑者の実姉である長田さんという女性でした。
杉浦容疑者は長田さんのところで3年更生の仕事をしていたようですが、現在は絶縁状態のようです。
但し、マスコミでは家庭内暴力の子供を強制連行するのは拉致と同じだといってますが、戸塚校長の「話して連れて行けるならそうしたいが、できないからそうせざるを得ない」というコメントを支持したいです。
家族の手におえなくて施設に引き取ってもらおうとしたのですから、家族は施設に移送する手段もお任せしたように思いますが。


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