迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

懲戒解雇は死刑判決

2005年11月11日 | 社会
引き続き東武鉄道運転士の話題です。
運転士が乗客の命を預かる極めて重大な責任を負う者だからこそ、賛否両論があるようですね。

ちょっと前にこんな記事があったのを思い出しました。
--------------------------------------
<運転士懲戒解雇>運転中に携帯メール操作 JR東千葉支社
JR東日本千葉支社の男性運転士(25)が運転中に携帯電話のメール操作を繰り返し、先月懲戒解雇されていたことが6日分かった。発覚したのはJR福知山線脱線事故の約1週間後だった。処分を非公表としたことについて同支社は「刑事事件でなければ、懲戒解雇処分でも原則として公表していない」としている。
同支社によると、5月2日午前10時50分ごろ、JR外房線の勝浦発千葉行き上り普通電車が東浪見(とらみ)駅=千葉県一宮町=に到着する直前、運転士が携帯電話を使用しているのを乗客が目撃し、5月6日にJR東日本本社に電話で連絡した。
千葉運転区の上司が5月9、10日に事情聴取したところ、運転士は「テニス仲間にメールを送るため1日で20数回メール操作した。約1年前からたびたびメール操作をしていた」と乗務中の使用を認めた。このため、JRは9日から乗務停止の処分としたが、「職務専念義務を長期間にわたり果たしていない」として6月7日に懲戒解雇処分とした。
JRの内部規定では、乗務の際には携帯電話は電源を切りカバンに入れ、使用しないことになっている。【森禎行】[毎日新聞7月6日]
--------------------------------------
このJRの運転士の場合、私は懲戒解雇となっても仕方ないと思います。
運転中に携帯電話を操作しているということは、運転士としての意識を持たない運転士に相応しくない人物で、なおかつ繰り返し乗務中の使用があったということから、公共交通機関の社員としての適性に欠けるからと思うためです。

東武鉄道運転士は自分の子供を運転席に入れたことに対する処分を受ける必要はあると思いますが、懲戒解雇という死刑判決が適当であるとは到底思えないのです。
今回の件で、この運転士に処分が下されることにより、東武鉄道だけでなく全ての交通機関の運転士が自分の仕事の責任の重さを再認識するきっかけとなったはずです。
それでもう充分じゃないですか。

子供が運転席にいたことでオーバーランがあったというのなら懲戒解雇とされても仕方ないと思いますが、なんのトラブルもなかったのだから、死刑判決でなくてもっと寛大な処分をお願いしたいと思うのですよ。
懲戒解雇と履歴書に書かせるのは忍びない。

彼が懲戒解雇になるくらいなら、税金の無駄遣いをしている公務員の方がそれ以上に悪質だと思うのです。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
死刑反対! (たむちん)
2005-11-11 22:51:52
私も今回の件については、この意見に賛成です!

たしかに、家族を勝手に職場に入れてしまうことは間違いだと思うし、

まして、乗客の命を預かる運転手が。。。

と言う気持もあります。

が! 懲戒解雇ってのはあまりにも行き過ぎですよね!

運転士を降りてもらうだけでも

十分だと思います。
返信する

コメントを投稿