迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

連載小説いろいろ

2008年05月15日 | 
いくつかの連載小説を読んでいますが、どれもパッとしませんね。
「悪人」のような翌日の新聞が待ち遠しくなるような(多分)作品に巡り合いたいです。

読売新聞(連載181回)
ストロベリー・フィールズ/小池真理子
小池真理子の小説を読んだことはありませんが、書いているジャンルのことはなんとなく知っています。
恋愛とか不倫など、そっち方面に話が進んでいるのですが、まどろっこしい感じです。
★★☆☆☆(星2つ)

週刊文春(連載47回)
ダブル・ファンタジー/村山由佳
村山由佳はかつて週刊文春で連載していたエッセイで自身のアウトドア生活のことに触れたりしていたし、私もそれに関連したエッセイを何冊か読んでいたので、私の中での村山由佳のイメージがありました。
でも、このダブル・ファンタジーは官能小説のような部分もあったりして、ちょっとビックリです。
その評価についてですが、なんともいえず微妙です。
★★★☆☆(星3つ)

週刊文春(連載38回)
ポリティコン/桐野夏生
桐野夏生の作品はいくつか読んだことがあったように思います。
ですが、前回の週刊文春の連載「グロテスク」はつまらなくなってしまい、途中で投げ出してしまいました。
書評などで「グロテスク」を評価している(光浦靖子、東原亜希、斉藤由貴ら)のを見ると、人それぞれなんだなー、と感じます。
それで「ポリティコン」についてですが、これも面白くないです。
単行本なら途中で読むのを止めているはずで、連載小説だから惰性で読んでいる感じです。
桐野夏生の作品はどれを読んでも暗いストーリーという気がします。
★★☆☆☆(星2つ)
※評価は現時点でのものです。

追加
読売新聞(連載59回)
朝顔男/唐十郎
わかりにくい描写なので、一週間と続かないうちに読むのを断念しました。
妻も同じ感想で読んでいません。

読売新聞(連載終了)
声をたずねて、君に/沢木耕太郎
書いているうちに話がまとまらなくなってしまい、いきなり途中で終わってしまったような印象です。
未だに単行本化されていないようであり、数少ない沢木耕太郎の駄作だと思います。


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