迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

裁判を傍聴してきました(その1)

2008年03月29日 | 社会
東京地裁、高裁で裁判を傍聴してきました。
以前はなかった手荷物検査があったりしてちょっとドキドキしましたが、無事中に入ることができました(というか、中に入れない人はいないようでした)。
最初に正面中央左右のテーブルに置いてある開廷表で当日の裁判をチェック。
向かって右が高裁分。左が地裁分。
刑事事件と民事事件がありますが、刑事事件の方がおもしろいと思います。
時間、法廷番号、被告人名、罪状、新件・審理・判決の区分が書いてありますので、罪状を見て面白そうな(ちょっと不謹慎ではありますが)ものをメモ。
殺人を見たかったのですが、残念ながらありませんでした。

かつては(10年以上前のことです)まばらだった傍聴人ですが、今は裁判傍聴ブームなのか、どの法廷もそれなりに傍聴人が入っていて、なかには満員で傍聴できない法廷もありました。

最初に傍聴したのは覚醒剤取締法違反の判決。
傍聴人も少なくて、なにも起こらなそうな雰囲気でしたが、開廷直前に被告人の友人らしき数人が傍聴席に。金髪、茶髪のヤンキーのような感じなので、おうおう、こいつらのダチなら覚醒剤やりそうだよなー、有罪間違いなしと勝手に思っちゃったほどでした。
まもなく、被告人が入廷し、ダチと一瞬眼を合わせていましたが、もちろん会話はありません。
開廷直前、廷吏の女性(かな?)が「起立して下さい」と言うと同時に裁判長が入廷。
全員で一礼して裁判開始です。
被告人を懲役5年6ヶ月に処すると裁判長が判決を言い渡しました。
かつては懲役5年6月(ろくげつ)という言い方をしていたはずですが、今は懲役5年6ヶ月(ろっかげつ)というようになったのですねー。
で、その後は判決理由を述べて、二週間以内に控訴できることを伝えて終了。
意外とあっけなく終わっちゃいました。