迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

自治体もトップで変わる

2006年01月11日 | 社会
横浜市長選、翌日開票に…職員手当3200万削減
横浜市選挙管理委員会は10日、3月26日に投票が行われる同市長選と市議補選の開票を翌27日に行うことを決めた。深夜に及ぶ開票作業に従事する職員に支払う超過勤務手当を削減するためという。
総務省などによると、現在、東京都内の区長選の一部で翌日開票されているが、政令市の首長選では即日開票されている。国政選挙も1992年7月の参院選挙以降、即日開票されている。
市選管によると、横浜市も90年の市長選までは翌日開票だったが、94年からは速報のために即日開票をしている。4年前の前回市長選では、同時に行われた二つの市議補選を合わせた経費約10億5800万円のうち、約2億5600万円が超過勤務手当だった。
今回も二つの市議補選が同時に行われ、翌日開票とすることで、3200万円の削減効果があるという。午前9時から開票作業を始め、正午ごろに確定する見込み。
公職選挙法では、開票作業は投票日か、その翌日に実施すると定めている。総務省は、同法で各選管は選挙結果の速報に努めなければならないと定めていることから、国政選挙では各自治体の選管に即日開票するよう通知している。
横浜市選管の決定について、総務省選挙部管理課は「地方選挙は各選管の判断に任されており、国としては指揮命令できない」としている。(読売新聞) - 1月10日14時36分更新
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どこの自治体も財政難。どうやって支出を削減するのか、収入を増やすのかに知恵を絞っている。
横浜市の中田市長は同市長選と市議補選の即日開票を止め、深夜に及ぶ開票作業に従事する職員に支払う超過勤務手当を削減するという。
以前から疑問に思っていたのだが、選挙の即日開票というのは公職選挙法で義務付けられているものと思っていた。
そうでなければ深夜勤務手当てを払ってまで、急いで結果を出すほどのことでもない。
半日くらい遅れたっていいじゃないか、無駄な税金の支出が抑えられるのなら。
ついでに言えば、選挙の記入方法もマークシート方式にすれば、ちょいと機械を通すだけで済むので、即日開票にすることもできるんじゃないのかな。

中田市長は時代錯誤の手当てを廃止したり、バス停の広告導入など、目に見える結果を出している。
自治体だってトップが変わりそのカラーが浸透すれば、着実に結果を出すようになる典型だと思う。