彼岸花（曼珠沙華）が咲き始めています

　朝晩はめっきり秋らしくなりました。あちこちから秋の便りが聞けるようになりましたが、我が家の庭先でも100本余りの彼岸花（曼珠沙華）が咲き始めました。　彼岸花は不思議な花で「お彼岸の頃」になって、ふと気が付くと赤い可憐な花があちこちに咲き出します。この花の特徴は、この季節まで地面の下で球根が時期を見定めて栄養を蓄えていて、気温、日照などを見極めてチャンスと決めると「花茎」がするすると伸び３～４日で赤い糸のような花を咲かせます。
　花は1週間弱で終わり何時のまにか花茎は枯れ、根元には濃緑色の細長い葉がいっぱい生え、冬の間枯れずに過ごし春先になるといつのまにか枯れて球根だけが地下に残り来秋まで待っています。他の植物とはちょっと変わった花です。
　彼岸花（曼珠沙華）はあちこちでこの時期見ることが出来ますが、首都圏では埼玉県日高市の「巾着田」の彼岸花が有名で多くの人たちが訪れているようです。