まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

花散らしの雨

2018年03月21日 | 日記

せっかく桜も咲き始めたのに
朝から冷たい雨で思わず震え上がってしまいました。
無情の「花散らしの雨」でしょうか。

でも、花散らしの雨は意味が違うんですよねえ。
散るのは花ではなくて女性です。
花見の宴でつい盛り上がった男女が
くんずほぐれつ激しくむつみ合った結果はどうなるか・・・
まあ、そんなことはどうでもいいですが
とにかく寒いですねえ。

無情なのは花びらだけではありません。
世の中というものは本当に思うようにならないと言うか
ままならないものですねえ。
散った花びらを見ているとつくづく世の無常を思います。
なんのことだかわからないかと思いますが
ちょっと落ち込んでいます。

コブシの花はもう満開です。
後ろに見える高層ビルは池袋サンシャインビルです。
下を見るとコブシも散り始めていました。
考えてみると花の盛りというのは本当に一瞬ですねえ。
つくづく無常観をかみしめます。
うーん、なんのことかわからず申し訳ありません。
今日は春分の日です。

 


看板ワンダーランド

2018年03月20日 | 日記

看板とは面白いものである。
時代や世相や製作者の意図を如実に反映しながら
そこには独特の美学〈?〉がある。

カウンター席だけの中華料理店である。
若い女性にはちょっと口にしづらい店名ではあるが
インパクトで勝負したいという店主の気概のようなものが伝わって来る。

ビルの二階に中国卓球という文字が見える。
中国は世界の卓球王国だが独自のルールでもあるのだろうか。
それとも経営者が中国人なのか気になって仕方がない。

年齢限定のアパートはめずらしい。
いきなりドアが開いて階段を下りて来た男性は
三十代どころか七十歳を優に超えていそうなジイサンだった。

業界紙かと思ったら不動産屋だった。
いつも店の前でタバコを吸っている社長は白髪痩躯のジイサン。
由来を聞いてみたいが怖そうでなかなか聞けない。

わがブログにピッタリなので思わずパチリ。
確かに日当たりはいいのだが何もなくて殺風景この上ない。
寒々とした気持ちになってしまった。〈(笑)〉

実にストレートな看板である。
ボクシング界ではその名を知られた「角海老宝石」ジムのトラックだ。
併設してソープランドも経営しているが、仕事とはまさか・・・

私が通勤途中に見た看板ばかりである。
曰く「看板に偽りなし」、曰く「看板倒れ」に「看板娘」
最近は看板猫や看板犬も持て囃される。
看板はまさに時代のワンダーランドではなかろうか。

 


アパ社長カレー

2018年03月19日 | 日記

飯田橋の桜に感動した後
歩いているとこんな看板が目に入った。
アパ社長カレー!
アパホテルの社長といえば
あのけったいな派手なオバサンだろうか?

私もたまにアパホテルには泊まるけれど
最近は都内にもドンドン新しい店舗がオープンして
相変わらずの盛況ぶりらしい。
でも、こんな看板のアパホテルは初めて見た。
あの有名な女社長が考案したカレーということだろうか。
ホテルの一階にはカレーショップも併設されていたが
フロントでレトルトも販売しているそうなので
面白半分で買ってみた。

お馴染みの顔である。
確か元谷〇〇子さんとかいうやり手のオバサンである。
まさかカレーまで手がけているとは・・・
発売以来、すでに200万食を達成というからスゴイ!
フロントのお嬢さんに聞く。

  「美味しいですか?」
  「ハイ、もちろんです。私も週2は食べてます」
  「ホント!そう言えって教えられてるの?」
  「いえいえ、本当です」

彼女の言葉を信じて三つ購入。
1つ390円がキャンペーン価格で300円だった。
レトルトカレーにするとチト高いが
まあ、話のタネ〈ブログのネタ?〉と思えば安い。
聞けば「社長せんべい」や「社長ラーメン」の発売中とか。
うーん、女社長の商魂、恐るべし!

で、夕食にさっそく食べてみた。
一言で言えば・・・かなり美味いのである。
見た目は濃厚そうなのに食べてみるとそうでもなくサッパリ系。
肉や野菜をしっかり煮込んだ芳醇な味だ。
かなりスパイスが効いていて結構な辛さなのだが
そのあとに得も言われぬ甘さがあって実に複雑な味である。
レトルトカレーが数多あるけれど
私が食べた中では今のところピカイチではなかろうか。
家族も大満足であった。
ちょっとクセになりそうな・・・
いや、社長ではなくあくまでもカレーの話である。



もう咲いてるやん!

2018年03月18日 | 日記

興奮するとついつい大阪弁になってしまいます。
東京に来てもう15年以上なのに
こればかりはどうしようもありません。

飯田橋のお堀端です。
あれれ、これってサクラじゃないですか?
開花が近いとは聞いていましたが
もう咲いてますやん!
靖国神社もまだなのにどうして飯田橋で咲くのか?
何かの間違いかとも思ったのですが・・・

間違いなく咲いています。
まぎれもなくソメイヨシノではありませんか。
なんや、なんや、もう咲いてるやん!
不意を突かれたと言うのか、油断していたと言うのか
全身を電流のような感動が・・・
というのはちょっとオーバーかも知れません。
でも嬉しかったですねねえ。

サクラに感動していると
目の前をはかま姿のお嬢さんが通り過ぎていきました。
近くの女子大生でしょうか。
そういえば春は卒業のシーズンでもありますねえ。
最近は会社をやめることも「卒業する」と言うそうですが
私も早く人生を卒業して悠々自適の「余生」を送りたいものです。
ずっと働き詰めで、正直、ちょっと疲れました。(笑)
でもサクラに卒業式が重なって
いよいよ春本番です。


趣味は「神社」です。

2018年03月17日 | 日記

池袋のいつもの通勤途中。
なにげなく路地の奥に目をやると赤い鳥居が見えた。
へえ、こんなところに神社が・・・

毎日通っている道なのに全く気がつかなかった。
子安稲荷神社という幟が見える。
子安というぐらいだからやはり安産の神様だろうか。

おお、ちゃんとした神社ではないか。
私は神社を見かけるとついつい覗いてみたくなる性癖がある。
かつては競馬が唯一の趣味だったが
最近はもっぱら神社の鳥居をくぐるのが趣味になった。
競馬のように興奮はしないが心の平安がある。
我ながら年を取ったものだと思う。

お賽銭はこの小窓から・・・とある。
何のことかわからなかったが
賽銭箱は鍵をかけたお堂の中に安置してある。
近頃は池袋も物騒だから賽銭泥棒対策かもしれない。

どこか別の場所に社務所があって
お札やおみくじが所望ならそちらへどうぞと言うことらしい。
どうも横着な神社のようだ。

狛犬さんも鎮座しておられる。
私はかつて「狛犬評論家」を目指したことがあって
狛犬には結構うるさいのだが
ここの狛犬はごくオーソドックスでとくに論評はない。

ただしく手水場もある。
反射的に「明鏡止水」などという言葉が浮かぶ。
池袋のど真ん中なのに騒音もなく境内は静まり返っている。
どこかでメジロの啼く声が聴こえる。
ああ、いいなあ、落ち着くなあと独りごちてみる。


おみくじや絵馬を見るとつい覗いてみたくなる。
これも私の悪い癖である。
人は何を願い、どんな夢を見ているのか?
余計なお世話だが気になって気になって仕方がない。
神社が趣味というのもその「出歯亀」精神に原因があるのかも知れない。

この神社にはお神輿があるらしい。
夏祭りか秋祭りか・・・
神輿が出るころにまた訪れてみたいものである。

犬の散歩のオジサンも
ごく自然に拝殿に一礼すると去って行かれた。
地元の人たちにしっかりと根づいている神様なのだろう。
私もたっぷり「趣味」を満喫したので
すがすがしい気持ちで手を合わせると職場に向かった。
お賽銭を入れるのを忘れてしまった。