友人のFさんがFacebookに
素晴らしい「つくし」の写真を投稿されていた。
あんまり素敵だったのでついつい勝手に拝借してしまった。
Fさん、ごめんなさい!
つくしの「群生」とでも言ったらいいのだろうか。
こんな大量のつくしは見たことがない。
春うららの野っ原に無数のつくしがニョキニョキと顔を出している。
向こうに見える民家の家並も風情があっていい。
まさしく「牧歌」の風景で激しく郷愁を覚えてしまった。
子供の頃はよくつくし採りをしたものだ。
ハカマ〈袴〉と呼ばれるピラピラを取るのが面倒くさかったが
おひたしにするとホロ苦くて春の香りがした。
卵が大好きな私はよく「卵とじ」にしてもらったものだ。
もうずいぶんつくしを食べていない。
Fさんは広島の江田島市にお住まいである。
ご存じのように江田島はかつて海軍の兵学校があった島で
いまも海上自衛隊の一大拠点となっている。
その「海軍魂」のパワーのせいか、つくしも実に野性的でたくましい。
わが団地でもごくたまにつくしを見かけるが
これとは比べ物にならないぐらい小さくて貧層である。
そう言えば、今年はまだつくしを見ていない。
最近、カメラマンとしてもメキメキと腕を上げておられるFさん。
素晴らしい写真をありがとうございます。
ぜひコンクールに応募を!〈笑〉