まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

オジサン股引を脱ぐの記

2018年03月26日 | 日記

ポカポカ陽気に誘われて
薄紫のシモクレンも次々と蕾をほころばせています。
朝露に濡れてキラキラと輝いています。

昨日は久しぶりに美術館へ出かけました。
そのお話はまた明日でもゆっくりしたいと思いますが
あんまり天気がいいので
オジサンはとうとう一大決心をしてしまいました。
どんな決心かと言うと・・・
肌になじんだ股引〈ももひき〉を脱ぎ捨てる決心です。
ハイ、オジサンは恥ずかしながら冬の間は股引を愛用しています。
股引だけではなく下着のシャツはヒートテックです。
この年になると寒さがこたえますし
外仕事も多いので防寒対策は必須事項の一つです。
いかにポカポカ陽気とは言いながら
その生死にかかわるアイテムを脱ぎ捨てる訳ですから
いやあ、結構、勇気が要りました。

昼間は汗ばむような気温で
公園の犬も脱力状態で居眠り中でした。
居眠りと言うよりほとんど熟睡に近い状態でしたねえ。
どんな夢を見ているのか・・・
まさに「身も世もない」という感じですねえ。

こちらは熊谷守一画伯の描くお馴染みの猫です。
この不適というか横着というか
なんとも人間臭い居眠り姿がいいですねえ。
間もなく熊谷画伯の自伝映画も封切られますので楽しみです。

さて、股引を脱ぎ捨てた一日。
足元や背中がスースーとして落ち着かない一日でした。
昼間は快適でも夜にはグッと冷え込んで
クシャミ連発でした。
うーん、ちょっと早かったかも知れません。
今日はもう一度、股引復活で頑張りたいと思います。


マラソン馬鹿たち

2018年03月25日 | 日記

今日は地元のマラソン大会でした。
今年で4回目というまだ歴史の浅いマラソン大会ですが
年々、人気が高まっているそうでして
5000人というエントリー枠はわずか15分で締め切りでした。

42.195キロのフルマラソンではなく
その半分のハーフマラソンということで参加しやすいのでしょうか。
朝から地下鉄の駅も大混雑で大変な騒ぎでした。
参加料は一人5000円だそうですが
わざわざ金を払ってまでマラソンをしたいという人の気が知れません。
たとえハーフマラソンでも走るのは苦しいです。
公園のあちこちに救護所が設けてあって
途中で調子が悪くなって運び込まれる人が何人もいました。
救急車のサイレンも何度か聞こえました。
そこまでしても走ろうという気持ちの根拠は何でしょうか。

失礼ながら・・・
私には馬鹿としか思えません。
マラソンが健康にいいという迷信は誰の仕業でしょうか。
体に無理を強いていいことなど何もありません。
私の友人にもマラソンにのぼせている人が何人もいますが
人が変わったように付き合いが悪くなって
いつも「求道者」のような怖い顔して近寄りがたい雰囲気です。
かくいう私もかつてはジョギングにのぼせてこのマラソンコースを毎日走っていましたが
ひざを痛めて以来、走ることから足を洗ってしまいました。
おかげですこぶる健康です。〈笑〉
まかり間違ってもマラソンなどするものではありません。

こぶしの花が満開です。
ちなみにこの大会は「こぷしハーフマラソン」と言うそうです。
こぶしの花が咲く薫風の下を走るのは
さぞかし気持ちがいいだろうなあとは想いますがそんな気はありません。
まあ、たまには走るのも悪くないですが・・・
人に頼まれればやってもいいですが・・・
5000円のエントリー料が貰えるなら考えてもいいですが・・・
うーん、来年は参加してみようかな・・・

 


ツバキの重さ

2018年03月24日 | 日記

いよいよ桜の季節になりました。
今週末はどこもかしこも花見騒ぎでしょうか。
まあ、桜もいいですが
この季節は春の花たちが一斉に咲き誇ります。

街路樹のツバキも満開です。
ツバキの花には何百、何千という品種があるそうですから
これが何というツバキかはわかりません。
でも、見事な八重咲きのツバキで豪華な印象ですねえ。

  ♪ 椿咲く 春なのに あなたは帰らないィ~

ツバキの花を見ると決まってこの歌を口ずさみます。
確かチョー・ヨンピルでしたか・・
彼はどこへ行ってしまったのでしょうか。〈笑〉

花びらがもう散り落ちています。
サザンカは花びらがバラバラになって散りますが
ツバキの花は雌しべだけを残して
こうやって花がまるごとポトリと落ちるんですよねえ。
私だってそれぐらいは知っています。

昨日、お掃除中にツバキの花を拾いました。
これは一重だったのでヤブツバキの一種でしょうか。
持ってみてちょっとビックリしました。
意外なほど重量感があるというか「持ち重り」がするんです。
花の「重さ」なんて考えたこともありませんでしたが
へえ!なんて妙に感動してしまいました。

母が生きていた頃・・・
庭のボタンの花を掌に乗せてやったことがありました。
母は盲人でしたから花を見ることが出来ません。
せめて感触だけでもと手に触らせてやったのですが
母は「重い花だねえ」と感心しきりでした。
短歌が趣味だった母は
確かその時の感慨を短歌に詠んだと思うのですが
それがどんな短歌だったか・・・
親不孝な息子はもうすっかり忘れてしまいました。

花にも重さがあるんですよねえ。

 


準備完了!

2018年03月23日 | 日記

公園の花時計です。
ついこの間まで葉ボタンが植わっていたのに
パンジーに模様替えです。
春本番に向けて準備完了といったところでしょうか。

そんなささやかなことでさえ
ちょっと嬉しくて頬がゆるんでしまったりします。
公園では花見の準備が完了でした。
金網製の巨大なゴミ入れを用意したり
10ヶ所近い公衆トイレがあるのに簡易トイレまで持ち込んで
いったいどれだけの花見客が押し寄せるのでしょうか。
この花見騒ぎだけは勘弁して欲しいです。

私も準備完了です。
去年は一枚もスケッチを描かなかったので
今年の春こそはと張り切っているのですがどうなることでしょう。
押入れから引っ張り出したものの
ブランクが長すぎて描き方を忘れてしまいました。
たかがスケッチとは言いながら
芸術〈?〉はやっぱり心に余裕がないとダメですねえ。
せっかくですから一昨年の作品を・・・

うーん、相変わらずヘタですねえ。
ポイントは画面左上の二羽のカラスでしょうか。〈笑〉
この清掃工場の煙突も今はもう無くて
どんどん時は流れています。
ちょっと踏ん張って新作を描こうと思っています。

 


お彼岸の雪

2018年03月22日 | 日記

花散らしの雨のあとは
よりによって雪とは思いませんでした。
せっかくの国民の祝日で仕事もお休みだったのに
最初は冗談かと思いました。

春分の日に雪が降った記憶はありません。
世の中は思うようにならないことばかりだと言うのに
想定外のこともあるんですねえ。
やけくそでイルカの「なごり雪」を歌ってしまいました。



その雪まじりの悪天候の中
冷蔵庫が空っぽになっていたので近くのスーパーヘ。
見るとメタセコイヤの冬木立の手前に
今を盛りと咲き誇る満開の白い花が目に飛び込んで来ました。
なんだっけ、白梅にしては豪勢だし、まさか桜・・・

近づいてみると桜ではなくハナモモでした。
日中友好のために北京から贈られた「碧桃樹」という花桃で
日本ではここにしか咲かないめずらしい種類とか。
団地の高層棟を背に高々と屹立しています。
中国にある伝説の「桃源郷」はこの花が咲く場所だそうです。
そんな説明版を読みながら
以前にも写真を撮ったことをやっと思い出しました。

清楚で美しい花びらですねえ。
ピンクではなく白いハナモモはめずらしいそうです。
ちょっと緑がかったこの花色が「碧桃樹」の由来でしょうか。
降りしきる雪の白さと相まってなかなかの風情でした。
なごり雪は今日で最後にして欲しいものです。