まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

趣味は「神社」です。

2018年03月17日 | 日記

池袋のいつもの通勤途中。
なにげなく路地の奥に目をやると赤い鳥居が見えた。
へえ、こんなところに神社が・・・

毎日通っている道なのに全く気がつかなかった。
子安稲荷神社という幟が見える。
子安というぐらいだからやはり安産の神様だろうか。

おお、ちゃんとした神社ではないか。
私は神社を見かけるとついつい覗いてみたくなる性癖がある。
かつては競馬が唯一の趣味だったが
最近はもっぱら神社の鳥居をくぐるのが趣味になった。
競馬のように興奮はしないが心の平安がある。
我ながら年を取ったものだと思う。

お賽銭はこの小窓から・・・とある。
何のことかわからなかったが
賽銭箱は鍵をかけたお堂の中に安置してある。
近頃は池袋も物騒だから賽銭泥棒対策かもしれない。

どこか別の場所に社務所があって
お札やおみくじが所望ならそちらへどうぞと言うことらしい。
どうも横着な神社のようだ。

狛犬さんも鎮座しておられる。
私はかつて「狛犬評論家」を目指したことがあって
狛犬には結構うるさいのだが
ここの狛犬はごくオーソドックスでとくに論評はない。

ただしく手水場もある。
反射的に「明鏡止水」などという言葉が浮かぶ。
池袋のど真ん中なのに騒音もなく境内は静まり返っている。
どこかでメジロの啼く声が聴こえる。
ああ、いいなあ、落ち着くなあと独りごちてみる。


おみくじや絵馬を見るとつい覗いてみたくなる。
これも私の悪い癖である。
人は何を願い、どんな夢を見ているのか?
余計なお世話だが気になって気になって仕方がない。
神社が趣味というのもその「出歯亀」精神に原因があるのかも知れない。

この神社にはお神輿があるらしい。
夏祭りか秋祭りか・・・
神輿が出るころにまた訪れてみたいものである。

犬の散歩のオジサンも
ごく自然に拝殿に一礼すると去って行かれた。
地元の人たちにしっかりと根づいている神様なのだろう。
私もたっぷり「趣味」を満喫したので
すがすがしい気持ちで手を合わせると職場に向かった。
お賽銭を入れるのを忘れてしまった。




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