まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

看板ワンダーランド

2018年03月20日 | 日記

看板とは面白いものである。
時代や世相や製作者の意図を如実に反映しながら
そこには独特の美学〈?〉がある。

カウンター席だけの中華料理店である。
若い女性にはちょっと口にしづらい店名ではあるが
インパクトで勝負したいという店主の気概のようなものが伝わって来る。

ビルの二階に中国卓球という文字が見える。
中国は世界の卓球王国だが独自のルールでもあるのだろうか。
それとも経営者が中国人なのか気になって仕方がない。

年齢限定のアパートはめずらしい。
いきなりドアが開いて階段を下りて来た男性は
三十代どころか七十歳を優に超えていそうなジイサンだった。

業界紙かと思ったら不動産屋だった。
いつも店の前でタバコを吸っている社長は白髪痩躯のジイサン。
由来を聞いてみたいが怖そうでなかなか聞けない。

わがブログにピッタリなので思わずパチリ。
確かに日当たりはいいのだが何もなくて殺風景この上ない。
寒々とした気持ちになってしまった。〈(笑)〉

実にストレートな看板である。
ボクシング界ではその名を知られた「角海老宝石」ジムのトラックだ。
併設してソープランドも経営しているが、仕事とはまさか・・・

私が通勤途中に見た看板ばかりである。
曰く「看板に偽りなし」、曰く「看板倒れ」に「看板娘」
最近は看板猫や看板犬も持て囃される。
看板はまさに時代のワンダーランドではなかろうか。