まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

後遺症

2018年01月26日 | 日記

大雪の後遺症が続いています。
いつまでたっても路面の雪が消えません。
私が住む団地は氷点下4度。
都内の最低気温を記録したそうでありがたいことです。

出勤途中の陸橋の上から撮ってみました。
路面がカンカンに氷ついてとても歩けたものではありません。
残念ながら〈?〉その瞬間は撮れませんでしたが
滑って転ぶ人が続出でした。
普段は自転車で駅まで通っているのですが
この状態では怖くてとても乗れたものではありません。
雪の後遺症と言えば
数日前に滑って強打したお尻の痛みがまだ消えません。
尾てい骨がシクシクと痛みます。
うーん、どうしたものでしょうかねえ・・・

私からのささやかなプレゼントです。
こんな寒い日はやっぱり温泉で温まるのが一番です。
温泉旅行に行くカネもヒマもない我が家は
ウサギ小屋の狭い湯船でもっぱら「ツムラ」を愛用しています。
有史以来、お風呂と入浴剤は我が家の定番です。
尾てい骨強打にも効能アリでしょうか。
有馬と白浜と箱根は何度も行ったことがあります。
十和田と草津と湯布院は未体験です。
ぜひ一度訪れてみたいものですが
それにしても草津白根山の突然の噴火には驚きましたねえ。
空から噴石が降って来るのは勘弁ですが
露天風呂につかりながら「降るような星空」を仰ぎたいものです。
あ、負傷者や死者まで出ているのに
不謹慎でした。

ああ、寒いなあ、温泉に行きたいなあ。



氷点下の痛み

2018年01月25日 | 日記

いやあ、寒いですねえ。
身を切るような寒さとはこのことでしょうか。
頬っぺたが千切れそうで
いい年こいて泣きそうになってしまいます。

降った雪がちっとも消えません。
気温が低いので完全にアイスバーン状態です。
恥ずかしながら転んでしまいました。
ちょっと油断した拍子に右足がツルリと持っていかれました。
この体重で、一瞬、宙に浮いてしまいました。
したたかにお尻を強打して思わず「ウッ」と唸りました。
近くを歩いていた小学生に笑われました。
コラーッ、笑うな!

霜柱が地表に剥き出しです。
今年、初めて霜柱を見たような気がします。
こういう自然の造形美を見ると思わず感動してしまいますが
今年は身震いしただけでした。
気象庁は過去最強クラスの寒波襲来などと言っています。
記録にも記憶にも残る寒さとか言っています。
どんだけ脅したら済むんや!

当然、池には氷が張っています。
試しに石を投げたらカンカンカンといい音を響かせながら
向こうまで滑って行ってしまいました。
東京の今日の最低気温は氷点下3度まで下がるそうです。
真夏なら氷点下に冷やしたビールは最高ですが
真冬は勘弁してほしいものです。
滑って強打したお尻の痛みがまだ取れません。
お風呂でゆっくり温めたのに今朝もシクシクと痛んでいます。
ひょっとして尾てい骨にヒビが・・・
氷点下の中、皆様もどうか気をつけてお出かけ下さい。
ああ、寒い、ああ、痛い・・・


論客

2018年01月24日 | 日記

大雪騒ぎに紛れて報道はお座なりだったが
評論家の西部邁さんが急死された。
多摩川に入水自殺という衝撃的な死だったと言う。
ああ、西部さんらしいなあ・・・
などとショックよりも妙に納得してしまった。

一言で言うなら「カッコいい」人だった。
書く文章もカッコよかった。
よく保守派の論客という言われ方をするが
保守・革新を問わずに
本当の意味での「知性」を感じさせる論客だった。
知識をひけらかす博覧強記型ではなく
明晰な論理の中に人間の「情」を感じさせる人だった。
と偉そうに言いながらも読んだ著作は少ない。
せいぜい2、3冊だろうか。
でも、吉野作造賞を受賞した「経済連理学序説」は
いかにも西部さんらしい名著だったと思う。
東大時代は全学連の理論的な支柱として論陣を張られたが
東大改革に挫折するとアッサリ大学を去られた。
野に下ってからは舌鋒ますます鋭く
民主党政権の底の浅さを徹底的に批判して警鐘を鳴らし
対米追随の自民党にも容赦がなかった。
実に筋が通っていた。
出演された「朝まで生テレビ」は私もよく見ていたが
西部さんの発言には思わず膝を乗り出した。

人の生き死にはとやかく言うべきではない。
とは思いながらも・・・
この寒さの中を川に身を投げるのはよほど覚悟だったと思う。
カッコいいなどと言えば語弊があるが
最後までカッコいい人だった。


東京大雪

2018年01月23日 | 日記

いやあ、大変でした。
とりあえず仕事を終えて駅に着いたものの
西武線池袋駅は大混雑で入場制限まで出る始末でした。

ホームに入れないので駅前の喫煙所で一服。
あまりに雪の勢いが激しいので
帰宅困難という言葉がチラリと頭をかすめました。
家に帰りたくなくて時々「帰宅拒否」オジサンにはなりますが
帰宅が困難になったことはありません。
結局、入場制限がなかなか解除されないので諦め
地下鉄を乗り換えて帰ることしましたが
これが止まったり走ったりのノロノロ運転で大混雑。
最寄りの駅に着くのになんと2時間以上もかかってしまいました。

すっかり雪国状態です。
千鳥足では滑って転んでしまいそうです。
ハイ、やっと駅についてホッとしたせいでしょうか
つい駅前で一杯やってしまいました。
いい気分ですねえ~♪
明日のために長靴を買おうと思ったのに
デパートもスーパーも一足残らず売り切れでした。

これ、20センチ以上はあるのではないでしょうか。
東京の大雪は4年ぶりだそうです。
都内で降る雪はだいたい水分が多くてベチャベチャですが
昨日の雪はサラサラのパウダースノーでした。

おお、凄い、モコモコです!
雪の重みで木の枝が垂れ下がって来るので
とても歩きにくいです。



間断なく降りしきる新雪が
前の人の足跡をドンドンかき消していきます。
気分は高村光太郎です。

  僕の前に道はない
  僕の後ろに道は出来る
  ああ、自然よ
  父よ
  僕を一人立ちさせた広大な父よ

この大雪の中・・・
高村光太郎を詠じているのは私だでしょうねえ。

国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。
夜の底が白くなった。
向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。
「駅長さあん」「駅長さあん」

気分は川端康成でした。〈笑〉
ああ、この雪景色を眺めながら露天風呂に入りたい!
心は激しく「温泉気分」を求めていました。

さあ、今日は雪かきが大変だ



南岸低気圧

2018年01月22日 | 日記

気がつけばもう「大寒」を過ぎました。
今年の大寒は妙に暖かくて拍子抜けしてしまいましたが
言うまでもなく一年で一番寒い季節です。

メタセコイアの林も寒そうに震えています。
南岸低気圧が接近中!
東京にも大雪が降りますよ!
不急不要の外出はお控えください
数日前から天気予報がしきりに騒いでいます。
あくまでも予報ですから信用している訳ではありませんが
南岸低気圧というのは日本列島の南岸を
発達しながら東に進んでくる低気圧のことだそうです。
この季節は寒気を運んでくることが多く
太平洋側にもしばしば大雪を降らせるそうです。



東京に大雪が降ったのは4年前でしたか。
メタセコイアの林も雪化粧でした。
確か6年前にも大雪が降ったような記憶があるのですが
そうなったら、ホント、大変です。
東京のような大都会はとにかく雪にはもろく
5センチも積もったら交通マヒです。
こんな日は何もせずに布団をかぶって寝ていたい気分ですが
月曜日ですからそういう訳にはいきません。
お出かけついでに一句・・・

  帰れるか 近づく南岸 低気圧  〈杉作〉

南岸低気圧は季語でしょうか。
帰宅困難者にならず無事に帰って来たいものです。