まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

どうする拉致問題?

2018年01月19日 | 日記

蓮池透さんが怒っていた。
2002年に北朝鮮から解放された拉致被害者
蓮池薫さんのお兄さんである。
安倍首相の北朝鮮政策を激しく批判していた。

安倍首相が就任してすでに5年が経つ。
拉致問題の解決は安倍内閣の最需要課題であります。
首相は国会などでそんなフレーズを
実に54回も繰り返してきたと記事は皮肉まじりに指摘する。
一年に10回以上も同じ発言を量産してきた勘定だ。
にもかかわらず拉致問題は1ミリも動いていないのが現実だ。
蓮池さんが怒るのも当然で
この人は本当にやる気があるのかと私も疑ってしまう。
被害者家族の高齢化は本当に深刻で
先日は増本るみ子さんの母・信子さんが亡くなった。
曽我ひとみさんとともに解放された
夫のチャールズ・ジェンキンズさんも世を去ってしまった。
官房長官はこの訃報を「痛恨の極み」と表現したが
冗談じゃない!ここまでいたずらに時間を空費して風化させておいて
政治家こそが痛恨の極みではないかと蓮池さんは怒る。
まことにその通りだと思う。

北朝鮮が拉致を認めてから15年が経つと言う。
あの劇的な小泉訪朝から15年
最近はこのポスターを見かけることもめっきり減った。
人々の関心も薄れてきたような気がする。
北朝鮮が一筋縄ではいかない国家であることは事実である。
だとしてももっと違った外交手法はないのか?
トランプの顔色ばかりを窺って
バカの一つ覚えで「圧力、圧力」と叫ぶだけが能ではない。
果たしてその圧力の効果はあるのか?
蓮池さんも記事の中で「北朝鮮は圧力では折れない」と述べている。
確かにミサイルや核問題は世界的な脅威だが
拉致問題は日朝間の問題である。
にもかかわらず英雄気取りで「圧力」だけを声高に叫ぶのは
外交手法としてはあまりに稚拙すぎる。



津川さんも怒っているぞ!
もっと知恵を出して独自の外交をしろ!と怒っている。
圧力ではなく懐柔策を考える時ではないのか。
この際、米離れで余っているコメを
ドーンとまとめて北朝鮮にくれてやったらどうか。
食品ロスで無駄になるパンや弁当を
あのマンボンギョン号に積んで毎日送ってやったらどうだ。
かの国の食糧不足は深刻らしい。
とにかく交渉の場に引っ張り出さないと話にならないのである。
私の案は単なる思い付きだが
霞が関で高い給料をもらっている官僚の知恵者なら
それぐらいのことは考えろ!
何度も言うが圧力だけが能ではなないぞ!