まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

残り柿

2017年11月29日 | 日記

季節は晩秋から初冬へ。
この季節らしいキリリとした美しい夜明けでした。
今朝はちょっと寒気がゆるんだような・・・

忙しさに追われて
ゆっくりブログを書く時間がありません。
とりあえず早朝に起きてパソコンには向かうのですが
寝ぼけ眼のままボーッとしています。
書くことが思い浮かびません。
書くことがなければ別に休んでもいいのですが
誰に約束したわけでもないのに律儀に書き続けていますねえ。
我ながら呆れてしまいます。〈笑〉

冬の空に「残り柿」が照り映えています。
時折、ヒヨドリがやってきて残った実を啄んでいます。
残り柿は冬の季語ですが
先日、歳時記を読んでいたら「木守柿」とも呼ぶそうです。
たまたま落ちずに残った柿ではなく
来年も豊かに実るようにとの願いをこめて
人間がわざわざ採らずに木に残しておく柿のことだとか。
なかなか含蓄のある言葉ですねえ。
残り物に福があった体験はあまりないのですが
頑張って長生きすれば思わぬ「福音」に出逢うこともあるかも知れません。

   残り柿 亡き母思う 冬日かな  〈杉作〉

そういえば子規も柿が大好きでしたねえ・・・