暮れから正月にかけて
妙にあたたかい日が続いて調子が狂いましたが
ようやく「寒波復活」という感じです。
やっぱり冬は冬らしく震えるぐらい寒くないといけませんねえ。
冬枯れの公園で
真っ赤なバラが元気に咲いていました。
真冬のバラは凛とした気品があっていいですねえ。
寒さに負けずにすっくと立っています。
腰の曲がったお年寄りだとこうはいきませんね。
日本老年学会がこれまで６５歳とされて来た高齢者の定義を
７５歳以上に引き上げるべきだと提言したそうです。
そりゃそうですよ。
これだけ元気で働く高齢者が増えて来ている時代ですから
当然、高齢者の定義も時代に即すべきですねえ。
というか高齢者の定義そのものが必要かどうか大いに疑問です。
私は高齢者にはまだちょっと間がある年齢ですが
６５歳になったとたん「ハイ、高齢者！」とレッテルを貼られたら
それだけでもう気力がなえて老け込んでしまいそうです。
ショックで早死にするかも知れません。（笑）
確かに働き手の主役は３０代から５０代かも知れませんが
６０代、７０代だって「社会の下支え」役として
まだまだ十分に働けまっせ！
ただ、高齢者の労働現場は劣悪極まりない状態です。
給料、就労条件、職場環境、どれ一つとってもヒドイものです。
それを改善しないと働くことに希望がありません。
年寄りは社会のお荷物ではありません。
多くの経験と知恵を持ち
今の日本を築き上げて来たかつての主役です。
そうした高齢者にもっと敬意を払い
社会全体が高齢者に学ぶべき時代ではないでしょうか。
勝手に年寄り扱いするな！（笑）