令和7年3月28日(金)
3月23日、富士市大淵にある富士総合運動公園の一角(南東)に、富士市の新たな総合体育館「北里アリーナ冨士」が誕生し、落成式が行われ来賓として出席させていただきました。






富士市内には、主な屋内施設としては旧吉原市内にある富士体育館と旧富士川町にある富士川体育館があります。冨士体育館は平成15年に開催された国体の少年男子バレーボール競技会場として使われ市民にも親しまれていますが、周辺には駐車場がなく不便さを感じていました。富士川体育館は、富士市の西の外れにありますが、近くに東名高速道路のスマートインターチェンジがあり、駐車場が広いことから使い勝手のいい施設として使われ、私も県空手協会東部地区大会や市民行事などで時々訪れています。
新たに設置された富士総合体育館「北里アリーナ冨士」は、敷地の面積が約38,400㎡、延べ床面積約12,000㎡で、スポーツ以外にもコンサートなどで使用することができます。駐車場スペースも十分で専用駐車場が422台分あり、富士総合運動公園の一角にあることから、隣接する施設と共有できる駐車場を含めると、全く問題はないと言っていいでしょう。
主な施設では、メインアリーナの最大収容人数は3,000人で、オープン後はバスケットやバレーのプロチームが試合を予定しています。固定式の座席が約1,000席、可動式が2,000席あり、開催内容によって柔軟にフロアー面積の確保ができます。
サブアリーナは、バスケットコートが2面確保され固定の観客席もあります。大きな大会のウォーミングアップにも使えそうです。
その他、トレーニングルームやスタジオ、キッズルームなどもあり、多くの市民が楽しめる施設になることは間違いありません。
落成式では、市長から新たな体育館設置は富士市第2次総合計画(約半世紀前)に記載されて、ようやくその実現ができたと紹介していました。
来賓の中には、東京2020オリンピックの体操競技(平均台)で活躍した本市出身で、現在、日本体育大学3年生の芦川うららさんが招かれていました。私は、施設内の内覧会で同行させていただき、様々な意見交換もあって有意義な時間を過ごすことができました。
「北里アリーナ冨士」の名称は、富士市が初めて取り入れたネーミングライト(命名権)を取得した市内企業の名称が入っています。
4月1日にオープンとなりますが、来年度は週末や休日などは既に90%ほどの予約が入っており、注目されていることがわかります。
施設利用の詳しいことは、以下のホームページを参照してください。
https://fujiarena.jp/
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