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鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

ちびまる子ちゃんで見た静岡県民気質

2016年12月25日 | 議会活動

平成28年12月25日(日)

 

 久しぶりに自宅で夕食。これもクリスマスに感謝しなければなりません。

 

 テレビを付けたら夕方6時からのテレビ番組は、「ちびまる子ちゃん」。我が家の子どもたちが小さな時からお世話になっている、清水市出身のさくらももこさんが作者の国民的アニメです。

 声優の一人が私の同級生で、30年近く前の当初から今も頑張っている、特別な作品です。

 

 今日の作品のあらすじは、ちびまる子の友人がアマチュア無線で知り合った九州に住む写真家の女性が東京に行く途中、ちび丸子達が住む清水市にやってくるというもので、富士山の写真を是非撮りたいというものでした。

 その話を聞いたちびまる子達は、自分たちの町から見えるそれぞれが自慢の富士山絶景ポイントを探し、写真家が来た折にはそこを案内しようと頑張っていました。

 みんなでそれぞれの絶景ポイントを巡ると、こんな素晴らしいところがあったんだと感心します。

 

 さて、写真家が清水を訪れる日は、富士山にかかった雲で山は見えません。それでも、それぞれの絶景ポイントを巡りますが天候は変わらず。

 自然相手では、このようなことがしょっちゅうあるというのが当たり前で、私達も遠方から知人が来訪するときには、良くある話です。

 富士山が見えなくても、せっかく訪れた客人をもてなすのは、静岡のお茶とみかんです。番組では、清水のお茶をもてなし、そのおいしさに酔いしれていました。たばこ屋のおばさんは、晴れていればこちらの方向にきれいな富士山が見えるはずだと、かかった雲にクレームを付けるように自慢の富士山を見せることができなかったことを悔しがり、その代わりといって静岡のおいしいみかんをくれました。

 写真家と子どもたちが記念写真を撮ろうとすると、二人の大人が現れシャッターを押すことを申し出しました。写真家が富士山にあこがれてというと、二人の大人は我が家から見る富士山の景色が一番だとケンカが始まる始末。

 

 時は経ち、清水で出会った人情味のある人達を想い出に、写真家は電車で次の目的地に向かいます。電車の中でみかんを食べようとしたその時、夕暮れの車窓に富士山がきれいな姿を現していました。

 

 まるで、清水市を舞台に静岡県をPRするための番組であったと感心しています。同時に、地元に住んでいる県民は富士山が当たり前で、おもてなしも決して得意ではないといわれますが、この番組を見て私達が富士山や地元の特産品に対する思い、行動は全く同じで、どなたが見えてもこの番組のように、お節介と思われるほどおもてなしをするのが本県の県民気質です。

ちびまる子ちゃん、恐るべし。

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